2007-01-01から1年間の記事一覧

多因一果

9月23日から一週間、町内にあるギャラリーで作品展を開催する 猫の絵を描いて、 百丈野猫 不落因果 不昧因果 遊遊因果 と書いた 本来は百丈野狐 タイで赤痢で死にかけて 「いよいよ死ぬな」と思ったとき 力が抜け どうぞお任せしますという心境になったと…

重大事項

2007年の年末になれば、今年の十大ニュースというものが発表される 参院選での自民党の大敗とその後のごたごた、安部総理の突然の辞任などが入るかもしれない 近い将来、東南海大地震が発生し、その年の十大ニュースに入るだろう その年の年末に私が生き…

苦の滅の為の 「活行動」の変容

「行動」という言葉だと、目に見えるからだの動きをイメージしてしまいがちなので からだの動き、コミュニケーション、意識的無意識的な思考等をすべて含めて 「活行動」という言葉を今仮に造語しようと思っています 私達はある場面で、ある活行動を、意識的…

素人言語学

There is an apple on the table. テーブルの上にリンゴが(一個)あります と表現した時、「目の前にあるもの」=「リンゴ」と普通は思ってしまう もう一個今まであったリンゴの右側に、リンゴを置く。 左側にあるのも「リンゴ」右側にあるのも「リンゴ」だ…

生きる論理階型

次女が、大学を卒業し、正社員になったものの、同時に就職活動を続けている 彼女に対して、親として、3つのレベルで、アドバイスが必要となる ひとつは、生物学的レベルでの生きる努力についてのアドバイス これは食べられるか、どうやって調理するかといっ…

表現とか創造とか

これまで、表現するとか創造するとか、あまり深く考えずにその言葉を使ってきました 言葉の意味、定義は、その言葉だけを見つめていてもわかるわけではありません 使われる文脈で変わってきますし、 そもそも言葉は分けるものであって、Aという言葉は、「A…

絵を描くことと瞑想と

私は毎月一回、私の住んでいる地域にある環境省の宇久井ビジターセンターでインタープリターをしています。 「植物と虫の名前を覚えない自然観察会」と名づけ、これまで14回開催してきました。 「生命の文脈を読む」ことをテーマにしています。 前回は、自…

演劇的知

演劇的知 ついつい、意味の無い質問をしてしまう 自問して曰く 「自由意志ってほんとにあるのだろうか?」 問い直す 「世界が私に求めているものは何か?」 自由意志とは、世界が求めていることに逆らう意志? 自分が生まれてはじめて訪れた海外はバリ島で、…

居場所

居場所 祖父の家に小さな池があり、鯉が十数匹程居た 谷の水を、孟宗竹の樋で引き入れ、 いつも水面をたたく水の音がしていた その池のほとりに小さな椿の木があり、 枝振りが、座るのにちょうどよかった 私は日永一日、椿の木の上で遊んだ 隠居部屋の裏手に…

苦の滅 責任の心理学

推理小説のどの作家がいい始めた言葉だか 「推理が行き詰ったら、現場にもどれ」 推理ではなく、思考や行動が行き詰ったとき、錯綜したときも 戻れる「現場」を持っているのがいい 自分の場合 例えば「諸行無常 諸法無我 四苦八苦」という言葉 ビパッサナ瞑…

自由と制限

ここに箱があるとする 外から中は見えない 中にボールが入っていて そのボールには、番号が書いてある 箱に手を入れてボールを取り出す 何番が出るかわからない しかし、数字であるという制限がある 同じような箱がとなりにあって ラベルが張ってあって、カ…

制御? 自己同一性と自己不同一性

生老病死苦 誰しも老いたくはないだろう 病気になりたくないだろう 死にたくないだろう だけど私達人間は、自分が老いていくことを知っている 思いがけず病気になったり、やがて死んでいくことを知っている そこで、なんとかそういうことが起こることを避け…

瞑想 論理階型

一本の樹木を観察する 葉っぱが茂っている 葉っぱは小枝に茂っている 小枝は幹から出ている 自分の意識を観察したとき 葉っぱに相当する意識と 枝に相当する意識と 幹に相当する意識があるようだ ある問題を解決するとき 葉っぱを茂らせたり、落としたりする…

調心

人は、自由意志だけで生きて(感じ、考え、行動して)いるわけではない 人は、自由意志無しに生きているわけではない 自由意志ってどういうことを言うのだろう 抑圧とか自己抑圧は、自由意志で自分を抑圧しているということだろうか? 意味のない質問形式の…

生きる 理論負荷性 自覚 瞑想

哲学者を「哲・学者」と「哲学・者(哲人)」に分ける話は時々耳にします 同じことが、仏教学者と仏教者にも言えそうです 「観察の理論負荷性」という事柄があるのですが その事柄を知識として知っていることと 自分の生活に当てはめることが一致していると…

自分に出来ることは何か?

むずむず足症候群 RLS先日、NHKの教育テレビの健康番組をたまたまみていたら 不眠症の原因の一つとして、むずむず足症候群の話をしていた 症状を聞いていて、これはかつて自分にもあった症状と似ているので 貧血も原因の一つではないか、と思っていた…

縁生理解

私が仏教と出合ったのは、19歳の頃だ。 旅の途中、禅寺で泊まったおりの事 その寺の住職に、「仏教がどのような教えを説いているか知っていますか?」と尋ねられた。 答えられずにいると「四聖諦八正道」です、倫理の教科書に載ってますよと教えられた。 …

いきる

瞑想をしていて思った 人はひとりでは生きられない 人間は、人間だけでは生きられない 人は人の中で暮らす 人間は、地球環境の中で生活をする そこには、関係がある、約束事がある、契約がある 風習がある、法律がある 地球環境の中にも、法則性がある かつ…

心理学 制御 操作 拘束

心理学とはどういう学問か? 人(自他共に)の行動を制御、あるいは操作あるいは変更させることの学問だと思う 制御や操作という言葉に抵抗を感じる人も居るだろうけど 心理学は、人と人のコミュニケーションの学問だといってもいいと思っていて そのコミュ…

瞑想テーマ 構造的?

瞑想テーマ私が今(本当に)したいことは何か? (しばしば、自分のしたいことを見失っていたりする) 私が今この状況の中で、すべきことは何か? (活動はしていても、しばしば的外れなことをする) 私が今(和平実現の為)出来ることは何か?それは可能な…

ヴィパッサナ? 「無」と「無い」は同じとは言え無い

ヴィパッサナあるいはヴィパッサナーという言葉は 瞑想に関わっている人の間では、ごく普通に使われる言葉になってきていると思う それでいて、それに関する本やらHPを読んでいると まるで店頭に飾られた新車のようなイメージを受ける 実際に乗った感じが…

前足?それとも手?

生物学的にではなく、 個人的に、前足と手の区別・分類を、私たちはどのように行っているのだろう? オランウータンなら、多くの人は、前足ではなく手と分類すると思う。 チンパンジーや猿はどうだろう? アライグマ、リス、ネズミ、カンガルー 動物だけでな…

瞑想と心理療法

瞑想とは、神秘的な、非日常的な体験のことではなく 日常の作務、心の変化に気づいていること 自分の心の変化について観察し続けていると 他の人の変化にも敏感になる 話の内容に耳を傾けるだけでなく その一つ上のレベル、話の構造や内容の種類にも気づく …

ビパッサナ

空虚(空っぽ)さに慄くのか、 からっぽさを楽しむのか その何れにしても それまた空っぽ 五月の蝿だけにはなるな 慌てるな むしろ身動き取れなくなれ 目を閉じ 足の裏を感じ 重力を感じ 揺れる 伸びる 呼吸を感じ 深くなり 世界が流れ込み 世界へと流れてい…

日は昇り、日は沈む そして月が出て、花が咲く

私が卒業した高校は、田舎の高校だったが、同級生は約400数十名あったと思う。(11クラス) (今から30数年前の話) その多くの人は、都会の大学に進学、あるいは都会の予備校に通う、就職するといった道を選んだ。 どの道を歩んだにしても、人が生き…

山本素石さん

山本素石著「つりかげ」PHP文庫を、ほぼ読了した。 「ねずてん」という絵本を読んで、山本素石さんに興味を持ち、読むことにした。 自分は釣りはしないが、高校生の頃までは、熊野の山を予定を決めずに彷徨ったことがあるので、本の中にかかれている風景は、…

戯作三昧

「NLP心理学では、成功・成就の為の3つの要諦ということをいっているそうだね」 「<目標を持つ、感覚を豊かにする、柔軟性を備える>ってことかな」 「そう、原典は英語だから、日本語に訳するとき、微妙に変化しているかもしれないけど、意図的にはその3…

「私が変われば、世界が変わる」?!

「私が変われば世界が変わる、世界が変われば私が変わる」 という文章を私も時々書く ところが、この文章、意味内容を色々解釈できる。 私達が日常使う言葉は、論理学で使うときほどの厳密な使用をしないからだ 「変わる」という言葉が先ず、あいまい。 私が…

ムカデと梅干 痛みと不安

夜中にムカデに噛まれた いつもだと今の時期は、せいぜい数センチの中くらいのムカデだけど 10センチを越える大きなムカデだった これまで、どくだみ、アロエ、馬油、ホホバオイルなど色々試したが 一番効果があるのは、梅干とわかった ムカデを捕まえ、頭…

矛盾

「矛盾」という言葉があるが 宇宙の営みには矛盾があるかどうか あるともないとも言うのが難しい 「矛盾」という概念を創ったのは、人間だろうし その人間の一員である私は、宇宙の営みの一部でもある 「認識する」こうやって、「パソコンに向かっていること…