2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧
昔、「アメリカがくしゃみをすれば、日本は風邪をひく」という言葉を聞いたことがあります。 「日本は、経済的にも、文化的にもアメリカを追従している」ということを表現しているのでしょう。 アメリカは、犯罪に対して厳罰主義を採っています。一方、リス…
「北の零年」を観た あまり悪口をいいたくはないのだが、とてもがっかりしたので、そのことを書きます 一言で批評するとすれば、「心情的な見せ場」を寄せ集めてできている映画だと思いました。 ストリー全体、登場人物の描写には、論理性や一貫性が欠けてい…
インタープリテーションという言葉の解説に <自然・文化・歴史(遺産)をわかりやすく人々に伝えること。自然についての知識そのものを伝えるだけではなく、その裏側にある“メッセージ”を伝える行為、あるいはその技能。> という解説がよく使われます。 この…
人間という動物は未熟で、その行動は矛盾に満ちている だから、人間社会というのは、様々な不条理を生み出す 戦争とか環境破壊とか、犯罪とかがそうだ ある人々は、社会正義とか言って、徒党を組み、自分たちの理想社会を実現しようと、他の人々に働きかける…
以前あるキリスト教徒から聞いたのだが 聖書は、人間が書いたものではなく、神が精霊を通して、人間に書かせたものらしい そして、他に神が書いたものがある、それは自然そのものだ、とその人は言った 二宮翁夜話 一 天地の真理 にはこうある <私の教えは、…
映画だけに限らないが 映画評論というのは、映画作品について語っていると同時に 作品を評価している自分を語っている だから、同じ映画について、人によって評価がまちまちなのは当たり前だと思う 絵画についても同じ、音楽についても同じ 「ライフ・イズ・…
これまでの人生で味わった最大の肉体的苦痛は、 20歳代の時、タイで赤痢になったときの痛みだ。 どう生きていくべきか、答えを見い出すべく、国鉄を辞めて、東南アジア方面に放浪の一人旅に出た。 バリ島からバンコクヘ行き、なるべく現地の人々が食べている…
全てが流れていく 花が咲き、花は枯れる、人が生まれ、人は死ぬ 文明が栄え、文明は滅ぶ、星が生まれ、星は滅ぶ 全ての営みはやがて無に帰する 底知れぬ虚無 だからこそ 虚無の真っ只中に 自ら入れば 今このときの一瞬の光、出会い、ふれあいが 永遠の光とな…
最初は、一ヶ月に一度くらい、痛む日があったのだが、それが一週間に一度になり、更に二三日に一度となり、やがては毎日痛むようになった。 時間も、夕方痛んでいたのが、日中も痛むようになり、そして、床についても痛むようになった。 Jは、西洋医学を信じ…
「今日はいい天気ですね」と挨拶をする 「そうやねえ、ええ天気やねえ」と返事が返ってくる <今日はいい天気ですね>という文章に私が込めた意味を、相手が100%理解したかどうか、わからない。 相手が、<そうやねえ、ええ天気やねえ>という文章に込めた…
那智勝浦町色川地区は、住民500人の内、約100人が、Iターンの人々で、有機農法で生計を立てている。 今年、棚田のオーナー制度が始まり、私達家族も2口申し込んだ。 田植え、草取り、稲刈り、餅つきにオーナーは参加する。 それぞれの作業の後、一緒…
豊田勇造ファンクラブ発行の、勇造通信90号で、 勇造さんが、「初めてTシャツを着たときのことをおぼえてますか」と書いてある 勇造さんは、二十歳の頃、ステージに立つ時に渡されたのが最初、と書いてあった。 私は、高校を卒業し、京都で浪人し、受験勉…
我が家は、10年以上A新聞を取っている。 今年の3月、60ヶ月の購読契約をした その間、毎年4月10月分はサービスになる。 今まで、10年以上、定価、総合版3007円を払い続けてきたので、 得した気分になった。 ところが、今日来院した人から、 「…
「今日が人生最期の日だ」ではなく 「今日が人生最期の日になるかもしれない」と思い暮らすとどうなるか 色んなことが、赦せる 私達は未来を予測し、よくないことが起らないよう、未来に対処しようとする 出来事には、その出来事を起こす原因というものがあ…
恥ずかしいという感情について、今一度考えてみる ともかく、人間が「恥ずかしい」という感情を持つことは確かだ ただ、どのような時に恥ずかしいと感じるかは、人によって、場所によって、時代によって違う かつて、立って食事する、歩きながら食事するとい…