2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

生物学的な親

今から約33年前、高校を卒業し、京都で浪人をした。 どういう縁か、京都で玄米食を知り、桜沢如一を知った。 ヒッピーといわれる人々も知った。 受験勉強せずに、コミューンめぐりをした。 次の年、大学は受かったものの、入学式とオリエンテーションだけを…

なすがまま

父は、12年前、心筋梗塞で、突然なくなった。68歳だった。 叔父(父の弟)さんが、狭心症の症状が出ているという。 私も、時々、15分くらい胸が締め付けられる時がある。 2,30メートルのなだらかな坂道でも、心臓の動悸が上がっているのを、左の耳の後ろで感じ…

沢山得てる時、沢山失っている。 沢山失っている時、沢山得てる

マクルーハンを読み続けている。 朝、車に乗って接骨院へ来る途中思った。 自動車に乗ることによって、便利になった。歩くことと較べると、時間を得てる。 しかし、じっくり風景を味わうという時間は失っている。 自分で歩きとおしたという充足は失われてい…

再部族化された人間の電子時代 マクルーハン

「グーテンベルクの銀河系」マクルーハンを読みたいのだけど、地元の図書館にもないようだし、買おうにも(私にとっては)高価なので、 「マクルーハン」ちくま学芸文庫を読んでいる。 マクルーハンによれば 1、文字を持たない部族的時代 話し言葉が王、耳が…

直に触れる

五感の原点は、皮膚感覚、触覚だと思う 嗅覚も聴覚も視覚も、触覚が発達したものだと思う 「生き延びる」ということを考えた時、触覚より聴覚のほうが遠くまでの情報が手に入る。 聴覚より、視覚のほうがより遠くまでの情報が手に入る。 更に、「文字・書き…

文字のない世界

文字のない世界とはどういう世界なんだろう 「文字」という言葉そのものが<文字>だから、「文字」という言葉を使って<文字>のない世界を考えること自体、<文字>のない世界ではない。 ある民族には、話し言葉はあっても、書き言葉がなかったといわれて…

天草

接骨院で「天草」が話題になった 心太や寒天の材料となる海藻だ ところが連れ合いは、実物の天草を見たことがない 74歳になる漁師のおじさんが、「これが天草だよ」と持ってきてくれた 時期が少し早いのだけど、今日海に潜ったついでに採集してきてくれた 「…

なぜ描くのか

時々なぜ描くのか、と自らに問いかける 人とコミュニケーションするために描き、見てもらう以前に、 自分と語るため、自分に問いかけるため、自然と語るために描く 「丁寧に観ているか」 「一呼吸一呼吸、有り難くて美味しいか」 「心穏やかか」と、自分に問…

太極 用意不用力

幼い頃は絵を描くのが大の大の苦手で、学校卒業以来絵など描いたことなかった。 しかし、50歳を過ぎて、「酒井式」や「脳の右側で描け」を知って、描けるようになってきたことを、ウェブログの最初に書いた。 技法的にはそういうことだが、傍に常に勇気付け…

太極

自分は東洋に位置する日本人ではあるが、精神的な中身は西洋人であると感じさせてくれたのが、桜沢如一の「無双原理・易」や、「宇宙の秩序」という本だった 京都のマクロバイオティックの店で、今から約30年前に出会った 身体的な健康のためよりも、思想的…

右脳と左脳の折り合いをつける

折り合いをつける 左脳と右脳は同じではないが、別のものでもない 末梢神経と大脳(中枢神経)と同じではないが、別のものでもない 生活を維持していくこと、生き延びる努力と、今ここで燃焼することは 同じではないが、別のことではないスケッチをしようと…

水墨画と語ろう

実を言うと、私がいま住んでいる家には床の間がない 壁は、箪笥とか水屋に占領され、絵を飾るスペースがない その分、接骨院にはたくさん掛けている 「水墨画と語ろう」島尾新著 新潮社 を読んでいると、水墨画もいいなあと思う 解説がとても面白い

お気に入りの水彩の本

色鉛筆は買ってあるが、水彩の道具は何も買っていない 水彩もそのうち描いて見ようと思っている そんな私が、気に入っている本が ぱぱっと水彩スケッチ 10のポイントで描く 伊東啓一著 マール社刊

入門書

絵を描き始めたのは、去年の8月、50歳になってから。 それまでも、絵を描く事には興味があった。 それで、本屋さんなどで、水彩や色鉛筆の入門書と書いてある本を何冊も見てきた。 入門書とあるが、たいていはある程度描けることが前提になっている本が多…

生きる 苦しみ 存在 認知 受容

<存在論> 「生きていたい」というのは万人の願いだろう (例え、自殺したいと思っている人であっても、 心臓が動いていないと、自殺できる体力がないと自殺できない)と同時に、私達人間は、自分がいつか、 あるいは、ある日突然、この世からいなくなるこ…

祈り

「あばたもえくぼ」という言葉がある その裏返しで「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」という言葉がある 「私達は、ありのままを見ているのではなく、自分の見たいように対象をみている」 ということを、絵を描いていて感じる つまり、私達は、私なりの色眼鏡を…

かたち、形 守・破・離

形式的、とか形骸化という言葉は、決していい意味の言葉ではありません 世代的にも、私は全共闘世代末期のドロップアウト世代で、形というものに、とても反発して来ました 絵を描き始めたり、それ以前に、からだの動きを通じて心のはたらきを開放させようと…

ニワゼキショウ 庭石菖 野草

家の周りでよく見かける野草だけど、名前を知らぬままに苔玉にしてみた ネットサーフィンしてみて、名前がわかった ニワゼキショウ 目に付くようになったのはここ10年で、幼い頃は見かけなかった しかし、明治中期頃に帰化したとある 毎日咲いているので、…

色と触

普通、「性格」というものが先ずあり、その性格が行動の内容を決めていると思ってしまう しかし、触れる、感じるということを丁寧に観察していると、触れるということは、外界を感じていると同時に、外界を感じることによって、自分自身を規定する 「感覚」…

憲法記念日にヘッセを思う 友よそんな調子はやめよう

青春時代に影響を受けた作家の一人は、ヘルマンヘッセ もっぱら、第一次大戦以後の作品を読んだ 第一次大戦中、ヘッセは、「友よそんな調子はやめよう」と戦争反対の論調の意見を新聞に載せた しかし、ドイツ国内では不評を買い、ヘッセを支持したのは、戦争…

独りで居れる能力

<二つの風景> ときたま都会に出かけ、電車に乗る 若い人の多くが、携帯でメールを打ち続けている 一人の時間をじっと楽しむということは余りないのだろうかと思ってしまったりする そんなひとつの風景 もうひとつの風景 それは、今から数十年前戦争中の話 …

海、熊野古道、苔玉 埴生の宿

和歌山県南部には、海があって、磯があって、そのまま山に連なっているところが多い 私は、そんな熊野の山の雑木林の中にある一軒家に住んでいる 玄関を開けて出ると、太平洋が見える 家の裏手は小山になっていて、その小山には熊野古道がある 最近、都会で…