太極 用意不用力

幼い頃は絵を描くのが大の大の苦手で、学校卒業以来絵など描いたことなかった。
しかし、50歳を過ぎて、「酒井式」や「脳の右側で描け」を知って、描けるようになってきたことを、ウェブログの最初に書いた。
技法的にはそういうことだが、傍に常に勇気付けてくれる人がいたから描き続けることができたことも書いた。
健康太極拳規範教程―楊名時太極拳実技テキスト〈1〉 (楊名時太極拳実技テキスト 1)
更に言えば、太極拳を続けていたこと、ヴィパッサナ瞑想を続けていたことも、「描く」ことに影響があったと思う
太極拳の用語に「用意不用力」という言葉があり、「聴勁」という言葉がある。
又瞑想とは、今目の前に起こっていることに目覚めていること
用意とは、意を用いること、つまり目覚めていること
酒井式で言う「かたつむりの線」は、無意識的に習慣的にものごとを見ることを止め、丁寧に意識的に観察し、且つ描く、つまり、運動することで、太極拳や、瞑想に繋がっている
丁寧によく観て描く事は、瞑想であり、又瞑想のことを「観」ともいう