2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

行動療法のテキストを読んでいて

私が取得しようとしている資格の受験資格の要件の中に「行動療法」の単位取得が入っていて、テキストを読んでいます。テキストを読んでいて色々思うことがあります。その思うことなどを書いてみました。 ○行動療法とは、合わせて心理学とは 行動療法の前提と…

初心俳句会 鳳仙花

朝、道すがら、ふと鳳仙花が目に留まった 幼い頃過ごした家の小さな庭にも咲いていた。 面白がって実に触り、種を弾けさせたものだ。それで毎年、こぼれ種から育った。 女性だと、マニュキアの代わりにして、爪を染めた思い出があるかもしれない。 それで爪…

初心俳句会から 上達のことなど

話を分かりやすくするために、具体的な例を話すことより、モデルを使って語ろうと思います。 物事に対する対処法は色々あると思います。と同時に共通する過程があると思います。 例えば、「ご飯を炊いて食べる」ということをモデルにしましょう。 お米を洗う…

初心俳句会のことなど

向後千春氏の著書「いちばんやさしい教える技術」永岡書店刊に 「教え方のルール10カ条」とあり 1. 熱意よりも何をどうすればいいのか具体的な指示を 2. 「教えた」かどうかは「学ぶ側が学んだかどうか」で考える 3. 結果が思わしくないのは、すべて…

俳句・連句の勧め 俳句・連句で人生を充実させましょう

俳句・連句の勧め 俳句・連句で人生を充実させましょう○ はじめに おもしろきこともなき世に(を)おもしろく -高杉晋作この世に生まれてきた以上、だれしも充実した人生を歩みたいと思うのではないでしょうか? しかし現実の人生は、生まれ育つ環境に左右さ…

生と死と 近代の疎外 ドゥルーズと坂口安吾と渋さ知らズ

現代人にとっては、決められた時間に出退社して、生産性向上の努力をし、大量生産し、又大量消費することは、ごく普通の生活だと思います。 しかし、そういう生活は、じわじわと、まるで人間が機械に使われるような生活、人間そのものが道具・手段のように、…

生と死と 俳句にことよせて

学校の教科書に従えば、今から1300年以上前に、日本人は、和歌を歌っていたようです。 和歌のうち、31文字で歌うものが、短歌です。 この短歌・和歌から連歌が派生します。 連歌は、上の句17音からなる長句と、下の句14音からなる短句とを複数の人が順に…

生の肯定

私の父母は、夫婦仲のあまりよくない夫婦であったと思う 給料日の前になると、よく喧嘩していた 友達を連れて、自宅に帰ると、掴み合いの喧嘩をしていたこととか 喧嘩が激しくなり、モノが飛交い、隣の家に逃げたこともあった 喧嘩の後、母は私達子どもたち…

光合成

現代の私達の暮らしは、分業なしでは考えられません。 自給自足という言葉がありますが、原始共産制においても、個人による自給自足はなかっただろうと思います。もし、完全自給自足、狩猟採集生活を行うとしたら、日本の国土面積で暮らせるのは、70万人くら…

やがて訪れる死を遠ざけつつ、死を受け入れる

青年期には、「幸福論」という題名のついた本を色々読みましたが、 青年期を過ぎてからは、むしろ読まなくなりました。 エピクテトスのことを知り、もっと知りたくて ヒルティ著、草間平作訳「幸福論」岩波文庫 を、アマゾンで購入しました。 62頁に、こうあ…

創造と上達は死を包括する

昨日は、古代ギリシャ哲学のストア派のエピクテトスの言葉を紹介しました。 < 自分の不幸のために、他人を責めるのは、無教養者の仕方であり、 自分を責めるのは、初学者の仕方であり、 自分もを他人をも責めないのが、教養者の、完全に教育された者の、仕…

偏倚する原子 偏倚する宇宙 創造と上達

私にとって、二度の臨死体験は、その後の人生に大きな影響を与えたと思っています。 ならば、大きな手術をした人は、その後何らかの人生の転換があっただろうと思ったりするのですが、確かにからだにメスを入れることは大きな負担で必ず何らかの変化が見られ…

やがて訪れる死を受け入れるには

やがて必ず訪れる死を受け入れるには、「階層的思考が大切」と私は思っています。 例えば、「出来るだけ長生きしたい」というのは、生きる長さつまり「量」のことを言っていて、生きる内容、「質」のことは述べていません。 6月20日に、吉田松陰が、処刑され…

やがて訪れる死からの 救済の証

明日も生きていたい、明後日も生きていたい あるいは、一年後も、十年後も、二十年後も生きていたいと望むのは よほど大きな大きな苦しみの中にいる人は別として 万人が偽りなく望むところだと思います でも、大人なら、自分がいつか必ず老いて死ぬことを知…