2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

縁起を生きれば、どの時代にも、いける。

どの時代に、タイムトラベルしたいか?」という調査を、色んな団体が、これまでしてきました。共通する姿勢は、トラベル。帰ってくることが、前提の質問。 「もし、帰ってこれないとして、どの時代に行きたいか?」の質問だと、なんと答えるでしょう。自分と…

猫シッダールタはいった コトバは、タイムマシン

猫シッダールタは、言った。 物質的な世界を「色」として、私達が、現に生きるのは、からだとコトバを通して、それぞれが「解釈した世界・受想行識」。 だから、私達ひとりひとりが生きている世界は、別でもないし、同じでもない。「時間」にしても、一人一…

学問 問いかけ、まねぶ 三味線編

三味線に触れ始めて、1週間。姿勢を探っています。撥(右手)を見ない。棹(左手)を見ない。力を抜いて、背筋をすっと伸ばして。ふわっと三味線を抱いて。 独学は、無理だと思う。学ぶというのは、「まねぶ」まねするということ。まねすることは無数にある…

人間の行動を決定づけるものは、遺伝(本能・無条件反射)?教育(条件反射)?創造性?

「草木の根をかじってでも」、という表現はあるけれど、人間には、セルロースを分解・消化する「遺伝子」がないので、飢えても、木を食べるという行動、発想は、そもそも生まれない。 木を直接食べることはできないけど、サゴ椰子の髄の澱粉を取り出して食べ…

砂を積むような…楽しみと味わい

<砂を積むような・・・> ピアノの独学。いい意味、悪い意味、両方の意味で、砂を積むような・・・。積みながら、すぐにポロポロ、サラサラ、すそ野にこぼれていく。積木を積むようには、高くならない。こぼれていく砂は、どれもこれも、次の砂の土台になる…

熊野に生まれ 育って

< 日本に生まれて 熊野に育って > 青年期によく読んだ本「荒野の狼」「デミアン」 少年期、肉体と精神の分離感・対立に悩んでいました。 いわゆる、二元対立世界観。要素論。 ヘッセの作品や桜沢如一の玄米正食に出会って、自分は、外見は日本人でも、中身…

一生学問

66歳から、ピアノ・音楽の独学を始めました。 「なぜ生きるのか? どう生きるのか?」については、そのための専門の学校校舎がある訳ではないので、生きるもの皆、独学だと思います。独学とはいえ、師や学友はいます。 問うことを、止めたとき、「生苦」「老…

時は色々ある。経の時、緯の時、降り積もる時、それ以外にも

今朝の瞑想のテーマ「老いる」。 「もの」も「生命」も、皆、老いていく。エントロピー増大。 確かに、老いていくが、老いの中身は、ひとりひとり違う。 生命は、自らを壊し続けることで、生命を保つ。刹那滅。新陳代謝。胃壁は、二日で新旧入れ替わる。おそ…

ピアノは恋人 鍵盤は叩かない

鍵盤を「叩く」という表現があります。アコースティックピアノに触れないと、「弾く」とは、文字通り「叩く」ことだと思いがちです。アコースティックピアノの中には、弦が張られていて、それをハンマーが打ちます。鍵盤は、ハンマーに思いを伝える場であっ…

68歳の引き籠りの理由

内に、限りない美しい調べを宿しながら、私のつたないタッチにも、思いついたこころみにも、感応してくれる彼女。 触れれば、触れるほど、新しい和声が生まれる。 生(アコースティック)の声が、からだを震わせ かんじる耳を 育ててくれる ずっとずっと 触…

曲がりくねって 父母の恩

「人は、なぜ争うのか? なぜ苦しむのか? 何のために生きるのか?」 ものごころついた頃から、そんなことを考える変な子どもでした。 それは、家庭環境の影響大。夫婦喧嘩の絶えない家だった。怒号の中を、モノが飛び、涙、涙… 中学生の頃、夜に「何のため…

みえないあなたは、すぐそばにいる

目の前にいても、「心ここにあらずの人」は遠く、 姿は見えなくとも、「今ここを丁寧に味わうあなた」は、 すぐそばにいる。 毎朝、歌占いカードを使って、瞑想しています。 今朝の卦は、 「白銀の黄金の玉と言ひけれど 磨かぬ時は 光なきもの」 (写真は、…