2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

誰もわかってくれない

誰もわかってくれない ある時、ある処のある家族に、「誰も私のことをわかってくれない」と母親や、姉と衝突を繰り返す娘がいました。普段は、家の中の人の嫌がるような仕事を引き受けているのですが、仕事上などで自分の思うようにならなく行き詰ったりする…

苦しみの時代性、文明文化性

ある人が、HPの中で、「いつの時代も、人は、現代人の私たちと同じように、夫婦関係のことで悩み苦しみ、子育てで悩み苦しみ、仕事のことで悩み苦しみ、死を目の前にして苦しんできた。」という表現をされていました。 確かに、その時代時代、文明に、現代人…

回心

苦しみはどのようにして生じ、どのようにして解決、滅せられるか、という考えは色々あります。 仏教は、基本的に縁起説です。 縁起の中に、十二支縁起説があります。 しかし、十二支縁起説の内容については、諸説、色々な解釈が生まれています。無明→行→識→…

平時に原発の近くで採集した奇形クローバー

25年前の4月26日 チェルノブイリで原発事故があった。 1989年の5月14日 私たち家族は、美浜原発、高浜原発へ行った。 そこで、奇形クローバーを見つけた。 昨日、YOUTUBE で 菊地洋一さんのビデオを見、 長い間しまっておいた奇形クローバーを、インターネッ…

「たどり着くところ」は、あるのだろうか? カオスの縁

岡林信康氏が歌った歌、「自由への長い旅」の歌詞に「この道がどこを通るのか知らない、知っているのはたどり着くところがあることだけ」 というフレーズがあります。 いつの間にか私が 私でないような 枯葉が風に舞うように小舟が漂うように 私がもう一度 …

人生と瞑想とマッサージとお絵かきとハーネシング

全ての出来事は、一回性の出来事です。 と同時に、よく似た出来事が繰り返し起こったりします。 よく似たことの繰り返しを、冗長性といったりしますが、それをさらに抽象して、法則性と言ったりします。 何らかの法則性を仮定することによって、次に起こるこ…

広島と福島

小学生の頃、私は、「アメリカは、戦争を止める為に広島長崎に原爆を投下したのだ」と思っていました。 紀伊半島の南部で生まれ育ち、身近な人や知人に、被爆者はいないし、昭和29年生まれの私には、原爆投下は過去の出来事と思っていました。原爆の被害は自…

幽体離脱して我が身、わが地球を振り返る

臨死体験報告の中で、いわゆる幽体離脱して、自分のからだを天井の側から見ていたという報告を、しばしば目にします。更に建物の上から下を眺めたという報告もあります。 幽体離脱という現象が本当にあるのかないのか、誰もが一度は自分自身の臨死現場で確か…

コントロールとハーネシング(Harnessing)

「複雑系」あるいは「非線形」という概念があります。この概念を理解することは、数学学者や物理科学者、経済学者などの専門家だけでなく、一般の人々にとっても大切なことだと思っています。しかし、この言葉は、一般の人にはあまり馴染みのない言葉だと思…

水銀と放射能 広島、水俣、チェルノブイリ、福島

燃料貯蔵プールの温度が上がり、汚染水の水位は汲み出してもさほど変わらない。 冷却作業を続けなければならないが、それは同時に汚染水を生み出していく。 汚染水は、地下へと、海中へと流れていく。 チェルノブイリ原発の場合は100万キロワット、 福島原発…

共動 ゆだねつつ働き掛ける

カルバンやカルバン主義について語るのは難しい。 第一に、私はカルバン自身が書いた原著を読んだことがない。だから、カルバンがどのような考えを本当は抱いていたのか知らない。 カルバン主義については、これも同じく、カルバン主義に基づいた何らかの著…

のろまさ、弱さ、枯れること、死ぬことにも価値を

要素対立二元論では 世界を、「A」とAでないもの「非A」に分けます。「A」と「非A」 はお互いに相容れないものとします。「A」は更に、「Aα」と「A非α」に分けられていきます。 肉体と精神、男と女、本能と学習、環境と生体、意識と無意識、科学と宗教、野性…

ゆだねる

一瞬一瞬の、何気ない想い、感情、思考、ひらめき、仕草も、実は、沢山の因、果てしない流れの蓄積、来歴の上に成り立っていると思います。 (皆由無始貪瞋癡) だから、その流れを変えることは、そう簡単ではないと。 そしてまただからこそ、今ここが始まり…

カオス 有り難し

毛筆を手に持ち、何かを描こうとせず、ただ自由に手の動くままに、自動書記の要領で描いてみると、紙に何らかの軌跡が残ります。 その軌跡を見ながら、同じ軌跡を描こうとしても、難しいです。 では、自動書記の要領ではなく、何らかの字を意図して連続的に…

地震の前兆

数々の緻密なノンフィクション小説(記録小説)を書いた、日本芸術院会員の小説家、吉村昭氏の作品の中に、記録文学の傑作といわれる「三陸海岸大津波」文芸春秋刊、という作品があります。明治29年の地震津波の前兆として、その年例年になく不漁であったの…

右の頬を打たれたなら

幼かりし頃、私の家庭には、「怒り」と「不満」が散らばっていました。 朝から晩まで、毎日毎日というほどではなかったのですが、毎月月末が近づくと、生活費と父の浮気を巡って、肉体的な暴力が伴う夫婦げんかが始まります。そののちに、母から次姉への虐待…

からだの復権

リンパマッサージと気功体操講座 資料 2011/4/16土曜 市野々 NPO熊野みんなの家< はじめに > からだへの摩擦刺激、圧刺激等が、リンパや血液の流れを促し、皮膚内臓反射の働きによって内臓の働きを活性化し、精神的な安定・癒しをもたらすことは、人類…

エロスとタナトス

自然治癒力、自己治癒力、自浄作用、ホメオスタシス、ホメオダイナミクス、自己組織化などという一連の言葉・概念・現象があります。 個体のそれらの力の衰え、アンバランスを、個体の不調、病気といったりします。限界を超えると、死に至るのでしょう。 と…

放射能革命

20世紀の政治運動や市民運動の中で、「世の中のあり方を変えていくには、人々の意識を変えていくことが必要だ。」という発言をしばしば聞きました。21世紀になっても、そういう発言は聞かれますが、「人が人に働きかけることによって、意識がそう簡単に…

三つのお願い

夢の中に、神々が現れました。 そしてこう言われました。 「どんなことでもよいから、三つのお願いをきいてあげよう、君は何を望むかね?」 お願いを考えているうちに、目が覚めました。 何らかのグループで、お互いをもっと知る為に、ゲームとして「三つの…

ありがとう瞑想

「ありがとう」ということばを使う瞑想、修養法が色々あります。 身近な実践例として知っているのが、ヒューレンらによるホ・オポノポノ です。 ヒューレンによるホ・オポノポノは、自らの記憶に向けて、「どの記憶が問題を引き起こしているのだろうか」と問…