2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

損して徳とれ

「損して徳とれ」 あるいは 「損して得とれ」ということわざがあるがこれまで、私はこのことわざには注目しなかった どちらかといえば避けてきたことわざだ 「目先の損得に惑わされずに、全体的、長期的な視野に立って行動せよ」 という意味で使われているの…

あなたは目覚めているか?

「おはよう!あなたは目覚めているか?」 「おはよう。何だよ、いきなり。と問われるとね、そりゃ、こうして話をしているから、眠ってはいないけど、 君の言葉のメタメッセージのことを思うと、眠ってはいないけど、目覚めているわけでもない」 「昔読んだ心理…

一回性と繰り返し性(冗長性)

今日は朝目覚めてから「一回性」について思っていた というのは、一日、一瞬が、一回性の出来事であるのに、 ついそのことを忘れてしまうからだ 鬱な気分のとき、あるいは、男の更年期と呼ばれるようなとき 毎日が同じような繰り返しのように思ってしまったり…

苦の生滅と言語学

苦の生滅と言語学<苦しみの生滅> 私は、苦しみたくない。 つまり、腹を立てたり、うらんだり、いらいらしたり、悔やんだり、不安に落ち込んだり、意欲を失ったりしたくない。 同じように、あなたにも苦しんで欲しくない。 あなたが苦しんでいる側で、それ…

友よ、その調子は止めよう

「いまさら何を?!」と言われるかもしれないが 不快を退けて、快に近づく 不利益を避けて、利益を追求する その為に、理性を働かしめ 自己の正しさ、権利を主張する これは、生命体として、人間として、自然の行為だと 言われるかもしれない 個の集まりが全…

一切皆苦

一切皆苦 「一切皆苦」といえば、 「楽あれば苦あり、苦あれば楽あり」という反論が返ってきたりします 一切皆苦でいうところの「苦」と、楽あれば苦ありでいうところの「苦」は、 同じ「苦」という漢字表現でありながら、実は同じ「苦」ではありません。 このこと…

意馬心猿 瞑想

意馬心猿のことはこれまで何度か書いてきた 私達の意識は、荒れ狂う馬のよう 私達の心は、酔っ払った猿のよう 瞑想をすれば、より実感する 意馬心猿じゃよくないのか? 良くないことはないけれど、 苦しみを伴う意馬心猿を避けたいと思うのは人情 しかし、わ…

梅開早春

梅開早春 なぜかふと、「仏性」のことが気になった。 「一切衆生悉有仏性」 <犬にも仏性ありや無しや> 「無」 一切衆生は悉有、悉有は仏性 「有」 人生山あり谷あり 意馬心猿 ある師は、「苦を避け、楽を得る道を説き」 亦ある師は「苦も楽も受け入れる道を解き…

現象には原因がある

「現象には、必ず原因がある」といえば、 「そんなの当たり前じゃないか」といわれるかもしれない 当たり前といいながら、現象には原因があることを、しばしば忘れがちになる 原因といっても、4種類の原因があるということを アドラー心理学の講座で学んだ …

内面は何処にある? 写像論 記号論 笑う門には福来る?

さすがはお正月 とあるバス停で、このような田舎では見かけないような 都会風のかっこよい服装をした若者が居た 舞台からそのまま降りてきたようなスタイルなのだが 姿勢が猫背 左右の線も(だらしなく)曲線を描いている 本当の俳優さんなら、姿勢もいいの…

ともかく 呼吸を観つめましょう

普通私達は、起きて行動しているとき、 自分の顕在意識でもって、自由意志でもって、 行動を決定していると思っているのではなかろうか ところが意識的に、自分の行動や感情、思考の生滅を つぶさに観察すると つまり、ビパッサナー・ヴィパッサナー瞑想をす…

新しい年の始まり 布施から始めましょう

四念処 身受心法 止観 ビパッサナー 縁生 構造主義 言語学 布施、自戒、忍辱、精進、禅定、智慧 日本人の大人なら 「苦」という言葉を知っているだろう 改めて問う 「苦」とはどういうことをいうのか? (苦しみを苦しみと認識しない「苦」というのもある) …