新しい年の始まり 布施から始めましょう

四念処 身受心法 止観 ビパッサナー 縁生 構造主義 言語学
布施、自戒、忍辱、精進、禅定、智慧
 
日本人の大人なら
「苦」という言葉を知っているだろう
 
改めて問う 
「苦」とはどういうことをいうのか?
(苦しみを苦しみと認識しない「苦」というのもある)
 
怒りは苦だと思う、不安は苦だと思う
後悔は苦だと思う 嫉妬は苦だと思う
焦りは苦だと思う 妬み・謗りは苦だと思う
卑下は苦だと思う
 
苦の解決を願いつつも
人は、自ら怒り、後悔し、嫉妬し、焦り、謗り、卑下し、不安を感じる
 
怒りを感じたならば
怒りを肯定したり、否定したりしないで
この怒りはどこからやってきて、どこへ行こうとしているのかを観るのが
四念処の受ではなかろうか
 
漠然とした不安、焦りを感じたならば
それに突き動かされることなく
この不安・焦りは、どこからやってきて、どこへ行こうとしているのかを観るのが
四念処の受ではなかろうか
  
丁寧に詳しく観る(ビパッサナー)ためには、止(シャマタ)ができていなくてはならない
 
禅道場で坐禅するのもいいが、丁寧に観るということを学ぶ為に
私は熊野みんなの家で、丁寧に絵を描くことを勧めることにした
絵を描く一環で、和室では、ビパッサナー瞑想も実践する
  
サンガの集いとして、居間で、美味しい紅茶を飲むことになるだろう
窓からは、光が峰が微笑むのがみえるだろう