2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

わかるとは分かち合うこと

かつて読んだ本を、再び読み直している 先日浅田次郎氏の、「蒼穹の昴」を読了した。次は、遠藤周作氏の「満潮の時刻」を読もうと思っている なぜ再び読む本に選んだかというと 遠藤周作氏の最期のことを思うからだ 遠藤周作氏は、73歳でなくなったが、 最後…

宇久井半島を安らぎの場に

時代が 明るい方へ流れているとは 感じられないのに 私が安らいで居られるのは ひとつに 熊野には森が あるからだと思います 熊野の森で 遊び育ったからだと思います 私は昭和29年生まれです。私は宇久井で生まれ、育ちました。 私が小学生の頃、宇久井半島…

歴史感

歴史観ではなく、あえて歴史感という言葉を造語したい 「私達の今ここの暮らしは、幾多の人々の血と汗の上に成り立っているんだな」と実感することを、歴史感といいたい 学校教育を批判するつもりはないが、私の場合、学校で歴史の授業を受ければ受けるほど…

那智勝浦町太極拳教室

今夜は、那智勝浦町で、太極拳の講師を努める。今夜の講座のレシピ。<<運動法としての太極拳 動く瞑想としての太極拳>> 太極拳を始める動機として、健康増進が挙げられます。 では、太極拳が、どのようにして健康増進につながるか、考えて見ましょう。 …

私は全体論を知っているのか、全体論で生きているのか

1. 生きるということは操作することだと思う 生きるということは、自然環境や社会環境、自分自身に働きかけて、その有様を変え、自分が生き延びるのに都合がいいようにすることだと思う。 2.人間は、操作の方法を学ばなくてはならない 人間は未熟児で生…

痛みの中にいると

痛みの中にいると、 他の人の痛みがよく分かるか 小康状態になると、他の人のことを思いやったりするが 実際痛んでいる時は、かえって他の人の痛みを思いやる余裕を失ったりする 自分自身を振返り、亦痛みの中にいた人の側で暮らして そうおもう 痛みの真っ…

生かされて生きてます

自分が走れない、坂道を普通に歩けないと気づいたのは 昨年の年末頃からだ 毎週水曜と土曜は、接骨院のゴミ出しの日になっている 土曜は、接骨院のスタッフの人がお休みで、 長女が接骨院を手伝ってくれる。 それで、長女と一緒に出勤するので、 大体いつも…

もし、癌と診断されたら

日本では、三人に一人が、癌で亡くなる時代になった 自分の場合、ゆるい坂道でも、ゆっくりしか歩けないし、 父は心筋梗塞で亡くなり、叔父も狭心症なので、 ガンか、心筋梗塞の可能性が高いと思っている 食道の辺りか、直腸の辺りに、 既にガンの種ができて…

アウトサイダー

今から30年以上も前、二十歳になる前に、ある人から勧められ、 コリン・ウィルソンの「アウトサイダー」 ヘルマン・ヘッセの「荒野の狼」を読んだ。 20歳代の頃に読み返したが、 コリン・ウィルソンのその後の著作には興味がわかなかったし ヘッセに関しては…

しあわせ?

しあわせ?幸せであることに越したことがないが はたして、幸せが人生の目標かどうか 目標にした途端、幸せでなくなったりする幸せでないから、幸せが目標になるのではなく 幸せを目標にしてしまったから、幸せでなくなるのかもしれない 幸せであることに、…