2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

苦あれば楽あり Every cloud has a silver lining.

普通一般的には 「苦あれば楽あり」の意味は、「楽あれば苦あり」と一緒になって 「人生万事塞翁が馬」という意味 「人生にはいい時も悪い時もある、浮き沈みがある」 「今の苦しみを耐えると、やがて楽しみがやってくる」と 時間の経過を含めた諺として使わ…

些細な自己不一致

正教会聖歌のCDが届いたので、 郵便振替で代金を払うべく、昼休み、近くの郵便局へ出かけた 少し歩き、通りの角をまがった時 知らぬ間に急ぎ足になっている自分に気付いた 郵便局に早くたどりついた自己が理想の自己 現実の自己は、その途上 理想と現実は不…

自己一致 南無阿弥陀仏とキリスト者の祈り

私が今読んでいる社会心理学の本にこうあります。 <かつて、ロジャースは、「現実的自己」と「理想的自己」の不均衡が大きくなるほど自己の統合性が失われ、情緒的な問題が発生することを臨床的経験から論じた。> アドラー心理学では、理想の自分と現実の…

自己一致 ニーバーの祈り マタイ伝

ロジャースの著作を一冊も読んでいないのに、また来談者中心療法のカウンセリングを実際に体験したこともなく、ただ、来談者中心療法を学んだことがあるという何人かの人の発言を聞いただけなのに、これまで、来談者中心療法、いわゆるロジャーズ派カウンセ…

分け隔てなく

朝、瞑想していたら、降りてきた言葉が 「分け隔てなく」という言葉でした。 仁徳の素晴らしさをあらわす表現のひとつに 「あの人はわけ隔てなく、人に接する」という表現があります。 今一度、日常的に使う言葉である「分け隔てなく」ということを、 我が身…

騒音と音楽 

一般的に、騒音は騒音であって、とても音楽とは言えません。 音楽が騒音となることなら、時々あります。 趣味の合わない音楽とか、繰り返される音楽、技量が未熟な人の音楽は 騒音のようなものになったりします。 一方 騒音が、音楽となることもあるのです。…

死と死の受容 マルタとマリア あるいは 道徳性の発達 対人認知の

「いつか必ずこの世を去る」ということを思えば あらゆる努力や人生そのものが、 無に帰ってしまうようで、虚しく感じてしまうときがあります。 そこで、虚しさを抱いたままで、 なるべく死を先送りしようとする努力をしたりします。 ある人は、「興奮・エキ…

忍辱 イエス・キリストにならいて

忍辱 イエス・キリストにならいて何を快として、何を不快とするかについては、人それぞれですが 私達人間は 快と感じるものごとには接近し、不快と感じるものごとから離れようとします 快不快の感覚が伴っているかどうかはわかりませんが 単細胞生物も、生命…

不景気とはどういうこと? 解決は戦争?

不景気とはどういうこと? 紙幣を含めて、私達はそれを「お金」といいます。 しかし、私達が今使っている1000円札や、10000円札は、 「金」の代わりではなく、「借用書」のようなものです。 かつて紙幣が、兌換紙幣であった頃、 銀行へ紙幣を持って…

そもそも、「救われる」とはどういうことだろう?

そもそも、「救われる」とはどういうことだろう? 単純に、苦しみがないこと、不安がないことという答えが聞こえる 苦しみがないこと、不安がないことと、 苦しみを感じていないこと、不安を感じていないこととは同じとは言えない。 苦しみや不安を感じてい…

道徳とマスターベーション

道徳について 私達が何らかの行為行動をするとき、何らかの価値体系、価値基準をもとに、その人なりの論理形式で、思考、判断、選択、決定しています。(選択肢が一つしかないような場合でも、するしないという二つの選択肢があります。) その論理形式は、…

私は9ケ月児未満? 共同注意行動

現在、通信制大学の三回生で、今は「教育心理学」のテキストを読んでいます。今現在、「認知の発達」という項目を読んでいるのですが、 自分としてはショッキングなことがありました。ショッキングなことというのは、 「指さし」という言葉や行動は知ってい…

否定神学

特別な訳もなく 夜 空を見上げる いつもの街に 星は瞬き ここが宇宙の果て そして ここがはじまり ここが中心 人は目を閉じたまま空を飛べるけど 目を開ければ 現実の人生は 空中ブランコ 綱渡り 一歩一歩バランスを取りながら 果ても無く いつの日か誰もが …