一般的に、騒音は騒音であって、とても音楽とは言えません。
音楽が騒音となることなら、時々あります。
趣味の合わない音楽とか、繰り返される音楽、技量が未熟な人の音楽は
騒音のようなものになったりします。
一方
騒音が、音楽となることもあるのです。
機関士にとって、一般の人にとって騒音と感じるものが音楽であったりします。
瞑想をすると、やはり騒音の中に音楽性を見出したりします。
今日は朝から仕事場の横で、道路に側溝を新たに作るために、
作業員がアスファルトを切り込んでいました。
水を流しながら、回転刃がアスファルトを切っていきます。
聞き始めは騒音でした。
しかし、同じように響いてくる音の中に、違いを見出し、リズムを見出していると
ドラマが見えてきます。
そうなると、騒音は、一つの音楽になりました。
同じように
日常の雑事もまた
スイッチを切り替えることによって
聖なる仕事となりえます。