2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

素人言語学

There is an apple on the table. テーブルの上にリンゴが(一個)あります と表現した時、「目の前にあるもの」=「リンゴ」と普通は思ってしまう もう一個今まであったリンゴの右側に、リンゴを置く。 左側にあるのも「リンゴ」右側にあるのも「リンゴ」だ…

生きる論理階型

次女が、大学を卒業し、正社員になったものの、同時に就職活動を続けている 彼女に対して、親として、3つのレベルで、アドバイスが必要となる ひとつは、生物学的レベルでの生きる努力についてのアドバイス これは食べられるか、どうやって調理するかといっ…

表現とか創造とか

これまで、表現するとか創造するとか、あまり深く考えずにその言葉を使ってきました 言葉の意味、定義は、その言葉だけを見つめていてもわかるわけではありません 使われる文脈で変わってきますし、 そもそも言葉は分けるものであって、Aという言葉は、「A…

絵を描くことと瞑想と

私は毎月一回、私の住んでいる地域にある環境省の宇久井ビジターセンターでインタープリターをしています。 「植物と虫の名前を覚えない自然観察会」と名づけ、これまで14回開催してきました。 「生命の文脈を読む」ことをテーマにしています。 前回は、自…

演劇的知

演劇的知 ついつい、意味の無い質問をしてしまう 自問して曰く 「自由意志ってほんとにあるのだろうか?」 問い直す 「世界が私に求めているものは何か?」 自由意志とは、世界が求めていることに逆らう意志? 自分が生まれてはじめて訪れた海外はバリ島で、…

居場所

居場所 祖父の家に小さな池があり、鯉が十数匹程居た 谷の水を、孟宗竹の樋で引き入れ、 いつも水面をたたく水の音がしていた その池のほとりに小さな椿の木があり、 枝振りが、座るのにちょうどよかった 私は日永一日、椿の木の上で遊んだ 隠居部屋の裏手に…

苦の滅 責任の心理学

推理小説のどの作家がいい始めた言葉だか 「推理が行き詰ったら、現場にもどれ」 推理ではなく、思考や行動が行き詰ったとき、錯綜したときも 戻れる「現場」を持っているのがいい 自分の場合 例えば「諸行無常 諸法無我 四苦八苦」という言葉 ビパッサナ瞑…

自由と制限

ここに箱があるとする 外から中は見えない 中にボールが入っていて そのボールには、番号が書いてある 箱に手を入れてボールを取り出す 何番が出るかわからない しかし、数字であるという制限がある 同じような箱がとなりにあって ラベルが張ってあって、カ…

制御? 自己同一性と自己不同一性

生老病死苦 誰しも老いたくはないだろう 病気になりたくないだろう 死にたくないだろう だけど私達人間は、自分が老いていくことを知っている 思いがけず病気になったり、やがて死んでいくことを知っている そこで、なんとかそういうことが起こることを避け…

瞑想 論理階型

一本の樹木を観察する 葉っぱが茂っている 葉っぱは小枝に茂っている 小枝は幹から出ている 自分の意識を観察したとき 葉っぱに相当する意識と 枝に相当する意識と 幹に相当する意識があるようだ ある問題を解決するとき 葉っぱを茂らせたり、落としたりする…

調心

人は、自由意志だけで生きて(感じ、考え、行動して)いるわけではない 人は、自由意志無しに生きているわけではない 自由意志ってどういうことを言うのだろう 抑圧とか自己抑圧は、自由意志で自分を抑圧しているということだろうか? 意味のない質問形式の…