生きる論理階型

次女が、大学を卒業し、正社員になったものの、同時に就職活動を続けている
 
彼女に対して、親として、3つのレベルで、アドバイスが必要となる
 
ひとつは、生物学的レベルでの生きる努力についてのアドバイス
これは食べられるか、どうやって調理するかといったレベル
あるいはどう子づくりし、子供を生むかというレベル
 
ひとつは、人間的というか社会的レベルでの生きる努力についてのアドバイス
お腹がすいたからといって、目の前にある食材に手を伸ばすことは、社会的にはゆるされない
社会的に認知されている方法で手に入れなくてはならない
 
社会への所属の仕方と、社会全体が調和を保つにはどう関わるかのアドバイスが必要となる
 
ひとつは、魂的というか、スピリチュアル的レベルでのアドバイス
どう生きたところで、また社会に無事所属できたとして
人はやがて死ぬ、その死ぬということにどう向き合うか、という実存的問題についてのアドバイス
 
「この世は夢よ、夢を見よ」という文章のまま、彼女に伝えても、彼女は理解できまい
 
生も夢、死もまた夢
その夢に、右往左往する