2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

掃き掃除に 人生を学ぶ

漠然とした不安感が生まれたとき、「何が縁起して、生まれている?」と、自分を観つめます。ひとつの縁は、「完璧」を求める習性。幼い頃から、数えきれない程テストを受け続け、100点満点が理想、という条件反射が、どこかにあります。 掃き掃除をすると、…

もの は こころ ことばになる以前の世界

「もの」といえば、物質、物体、物欲、唯物の「物」が、思い浮かび、好きな言葉ではありませんでした。 最近になって、「もの」とは、本来は、ことばでははっきり言い表せないことがら、ことばにする以前の世界、こころなどを意味していることを知りました。…

春は、落ち葉の季節

春は、「落ち葉」の季節。玄関前の椎、コガネモチの葉(常緑樹)を掃くのが、毎朝の日課。掃き掃除は、自分を見つめる瞑想になります。レレレのおじさん、寒山拾得も箒を持っています。 寒山拾得をまねて、つたない詩など・・・ ひとつのことに おもいをよせ…

西村伊作家のピアノ、今何処に?

町立図書館にある勝浦幼稚園創立50年の記念誌に、「昭和7年ピアノ購入」和歌山県の幼稚園で初めて。西村伊作氏よりゆずりうけた、とありました。当時の大卒の月給、50円ともあります。 アップライトのピアノは、当時約500円くらい。 昭和52年の創立50年の記…

66歳から始めたピアノ独学 それは力強い音? 乱暴な音?

2年前から、電子ピアノで始めた独学。最近アコースティックピアノを弾くようになって、電子ピアノとアコースティックピアノは、全然違う楽器だと思うようになりました。 ピアノ以外の楽器でも、初心者は、力強い音を出すには、力を込める必要があると思いが…

大正時代の104歳のピアノを囲んで、お話会。

勝浦幼稚園のピアノは、西村伊作家にあったピアノという文章を、どこかで読んだことがあり、今日は朝からその文献を探していました。夕方、やっと見つけました。文献は「那智勝浦町史下巻」<昭和7年にピアノを購入しているが、西村伊作が東京に転居に際して…

一切は、色と受の接触。色受想行識。

日本人に、「ニワトリの鳴き声は?」と質問すると、「コケコッコー」と答えると思います。しかし、これは明治の後半になってからの話。教科書に載るまでは、地方によってまちまちでした。 アメリカ人には、コケコッコーとは聞こえていません。私たちは、音を…