2016-01-01から1年間の記事一覧
冥想・禅において「調身」とは、冥想するにふさわしい基本姿勢になることをいいます。冥想・禅は、長時間同じ姿勢を続けます。 それで、同じ姿勢を続けても、疲れたり痛みを生じたりしない姿勢になることから始まります。筋肉の緊張で姿勢をつくるのではなく…
「きのくに自然塾」とは ◆ 設立主旨:倉本 聰・主宰「富良野自然塾〜環境プログラム」(富良野・京都・北九州・今治・東京・開塾)の監修のもと、和歌山県の「森・川・里山・海」と「文化・伝統・産業」を活かした独自の自然塾構想〜「きのくに自然塾」を実…
NPO熊野みんなの家の神秘学研究 密教(仏教)・カバラ・易を中心として いつの時代であっても、人には仏教で言う生老病死の四苦があります。さらに加えて、貧富の格差があったり、思っても見なかった天災に遭遇することがあります。 思い通りになるわけでな…
NPO熊野みんなの家 の 「止観瞑想」 Samatha-Vipasyana The method of practicing concentration(集中) and contemplation(沈思・熟考) はじめに 私は1954(昭和29)年生まれです。 私が小学生の頃の暮らしと今(2016)の暮らしを比べたとき、科学技術…
年に3回くらい、歯茎に埋もれた「親知らず」が疼きだし、夜も眠れなくなります。鎮痛剤を飲みます。痛みが続くと、「私のからだ」というより、「おからだ様の私」という感覚になります。私は望みもしないのに、こんなに痛むのも生きんがためでしょう。鎮痛…
19歳の頃、縁があって泊めさせてもらった禅寺で、食事の時に「君は仏教とはどんな教えか知っていますか?」と尋ねられました。答えに詰まっていると、「四聖諦八正道ですよ。高校の倫理社会の時間に習いますよ。」といわれました。 四聖諦 苦諦集諦滅諦道…
なぜ「助けて」と言えないか。 「この世は弱肉強食である」という世界観で生きてきて、自分がこの世で生き抜くことができない、この世から必要とされない、そんな社会に所属できない「弱者」である、「落ちこぼれ」であると思っている人が、弱肉強食社会に向…
お友達のページを通して知った『「助けて」といえる国へ』とそれに関連して注文した「助けてといえない 孤立する三十代」が届いたので、読み始めました。私は三十代ではありませんが、「助けてといえない」ことに数々覚えがあるからです。幼い頃両親は共に「…
80年前の今日、昭和11年(1936年)二・二六事件がありました。学校の授業ではあまり詳しく習いませんでしたが、当時世界は恐慌の風の中にありました。日本でも銀行が休業に追い込まれたりしました。 私の本棚の中に、昭和8年に宇久井村役場が作成した「経済…