2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

環境保全 還郷歩禅 雑木林生態学

人は、生まれながらにして、何らかのネットワークに組み込まれていたり、 また新たに、何らかのネットワークに属するのではなかろうか。 生まれながらにして組み込まれていることだけに注目すれば 私たちは、「生かされている」ということになるし、 何らか…

精神の生態学

ごく最近まで、記憶というものは、なんとなく、「大脳の長期記憶をしまっておくところに蓄積するものだ」と思っていました。 同じように、なんとなく、「頭脳が司令塔で、手足が<手下>」のようなイメージがありました。 手足となって働くという言葉があり…

からだをひとつのシステムとしてみない医学

わが国には、老人保健法というものがあり、40歳以上の人なら、年に一回、無料で健康診断を医療機関で受けることができる。 Mさん(女性)は、検診を受け、血液検査の結果、血糖値が141あり、糖尿病であると診断された。それまで、特に自覚症状はなかっ…

人生何が大事か? ローザ・ルクセンブルクを思う

私は、田舎町で接骨院の院長をしている 今日は朝から何を考えていたかというと 「ローザ・ルクセンブルク」のことを考えていた 治療の合間だけでなく、治療中、人の身体に触れながら、 手はその人の凝りを探り、あれこれ会話しながら、 心はローザ・ルクセン…

全体論 システム論

良くあれ、悪しくあれ、私達は、何らかの、そして幾つかのシステムの中に、取り込まれて生きています。 システムとは、例えば家庭とか学校とか、職場とか、地域社会とか、サークルとか、国家とか、地球環境といったものです。 私達は、システムに影響を与え…

無意識の在り処

無意識について、無意識という「もの」があるのか、意識されない働きの「こと」を言うのか、それはともかく、ここ2,3日前までは、漠然とそれは「脳の奥のどこか」にある、というイメージを抱き続けてきました。 これまたイメージなのですが、それは、脳の…

習慣で食事すること、肌を触れ合わすことは止めたいですね

できましたら、本文を読み始める前に、あなたが日常使っているガラスコップを目の前に置き、それからお読み下さいませ。 第4回 「植物と虫の名前を覚えない自然観察会」へのお誘い 今、私の目の前に、ガラスのコップがあります。特別珍しいものではなく、喫…

記憶という不思議 システム論 アフォーダンス アカシックレコード

なんとなく、「記憶」というものは自分の脳の中に保存されているような気になっていた。 又、パソコンといつも付き合っていると、短期記憶とか長期記憶という言葉が日常的になって、「脳を鍛える」とか「右脳・左脳」といった本も目に付く。 ところが、最近…