2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

魂のケア

昨日、ホスピスの医師をしていた人の話を聞いた その人は、緩和ケアという言葉とホスピスのケアと言う言葉を使い分けていた 緩和ケアを身体的痛みのケアと定義し ホスピスのケアは、更に精神的ケア、魂のケアを含めたものとして定義していた 医学に予防医学…

匙加減

翻弄される誰しも、翻弄されたくないだろう 翻弄されたくないから、色々準備もするだろう どんなに準備したとて、到る所で翻弄されるのが 人生の姿なんだろう 先ず、自然界の変化に翻弄される 晴れて欲しくても、雨が降る 来るなと思っていても、台風はやっ…

テルーの歌

歌喉の奥まで溢れるようにでてきた言葉達を 出さずに、胸の中にしまいこむ そんな言葉達を、人はそれぞれ一杯持っていることだろう そういう言葉達を、しばらく胸の奥底に沈殿させておくと そんな中から、淡い泡のような上澄み液の言葉が ぽつぽつと生まれる…

干した蛙で熱さまし

鎮痛剤の歴史の話をしていて民間薬の話になり 今も、干したツチガエル(土蛙)を、熱さましに使っていて、 よく効いている体験を聞いた その人が、実物の干した蛙を持ってきてくれた 寒の蛙、冬眠中の蛙が最高らしいが 採集するのが難しいので、目覚めてすぐ…

大事なことはなにか?

「存在すること自体」が不思議だ 「意識が意識すること自体」が不思議だ そして、やがて存在しない日が来る やがて意識しない日が来る 意識が意識する根拠を あるものは、肉体や、脳細胞や、 あるいは環境との繋がり、関わりに求め あるものは、その肉体に …

往生道

「意馬心猿」という言葉がある 意識は荒れ狂う馬の様、心は酔っ払った猿の様 という意味らしい 実際、瞑想をして、自分の意識や心を観察すると 一貫性や持続性を維持するのは難しく、自由意志の存在を疑ってしまう そんな弱さを知っているから 「臥薪嘗胆」 …

宇久井半島のモンキアゲハ

モンキアゲハと名はついているものの 森の中でみると、紋は白く見える 採集して標本にすると、少し黄色くなってくるらしい 宇久井半島の森を歩けば、今一番目立つのはこのモンキアゲハ 日本では、雌では最大の蝶だという 幼虫は、イヌザンショウなどのミカン…

科学的?輪廻転生

7月30日に自然観察会のインタープリターをしたが、9月に2回目を予定している第2回 植物や虫の名前を覚えない自然観察会 テーマ 宇久井半島で探そう、考えよう 人間と自然の繋がり・関わり 不老長寿の薬<挨拶> 皆さんこんにちは 本日インタープリター…

生と死は双子の兄弟 8月の思い

生と死は 仲の良い双子の兄弟 死を覚悟して生きるとき、生が輝き 生が輝くと、死もまた輝く 今日生まれたばかりの赤ん坊にも 死は必ず訪れます どのような絶大な権力者であろうとも 莫大な富の所有者であろうとも 老いと死は必ず訪れます 人は何歳くらいから…