「存在すること自体」が不思議だ
「意識が意識すること自体」が不思議だ
そして、やがて存在しない日が来る
やがて意識しない日が来る
意識が意識する根拠を
あるものは、肉体や、脳細胞や、
あるいは環境との繋がり、関わりに求め
あるものは、その肉体に
精霊が宿ったり、ブラフマンが宿ったりしているからだ
と説明する
あるものは「存在」は一度きりだと説明し
あるものは、虹のように、実体は無く、条件が揃えばまた現れるという
あるものは、実体があって、姿を変え続けるのだという
あるものは、自説が正しいと主張し
あるものは、どの説が正しいとは断定は出来ないという
又あるものは、どの説を採用するにしろ
何が問題か、何が大事か、と問う
ファンタスティックなあるものは、
かんじがらめの文化の糸、しがらみの糸、常識の糸を
素直の剣、信仰の剣、帰依の剣で快刀乱麻宜しく切り拓くという
現実の人間には
晴れた日もあれば嵐の日もあり
緑の牧場を歩く日もあれば、灼熱のコンクリートジャングルを歩く日もある
泥濘をゆく日もあれば 祝祭の日もある
たった一人で味わう祝祭の日もある