鎮痛剤の歴史の話をしていて民間薬の話になり
今も、干したツチガエル（土蛙）を、熱さましに使っていて、
よく効いている体験を聞いた
その人が、実物の干した蛙を持ってきてくれた
寒の蛙、冬眠中の蛙が最高らしいが
採集するのが難しいので、目覚めてすぐの蛙でもいいらしい
両足を縛り、干しておくだけ
コップ一杯の水に、一匹を入れ、半分まで煮詰めるという
漢方にセンソという薬剤がある
ヒキガエルの毒腺から、分泌物を出させ、乾燥させたものらしい
大量に用いれば毒だけど、適度に用いれば、薬になる
よく似た成分が、ツチガエルにも微量に含まれるのだろうか
あるいはそれ以外の「機序」があるのかもしれない
心理療法の世界では、
治療者とクライエントが話し合って
この治療法は効くと合意が成り立ったなら
どのような治療法でも効く
という法則があるそうな
