2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

苦しい時の神(仏)頼み

「苦しい時の神頼み」という言葉は、普通、いい意味では使われない いつもは不信心でありながら、自分の困った時にだけ 都合よく、神仏に頼ることを批判していう言葉だろうでは、この言葉を、誰かの行為に対して、批判的に使う人の考えとはどんなだろう 信仰…

私の仏教

中学生の頃まで、私にとって仏教といえば、葬式仏教だった つまり、死んだ人を送る儀式をするところがお寺で、その儀式を執り行う人がお坊さんだった。 そのうち、禅僧といって、お葬式とは関係なく、座禅を組んで、修行に耐えて、何かの境地を目指す僧侶が…

今の時期、毎週日曜の休みになると、 家の回りの草刈をしなくてはならない 家に続く坂道の入口に、にょきっと、 ねじ花が咲いた 去年はなかったのにどこからやってきたのだろう 刈らねばならぬ所なので 苔玉にしてみた

大粒ヤマモモ

家の裏手(北側)の日陰に、苔玉を置いている。 苔玉を見に行くと、大粒のヤマモモが落ちていた。 家の裏手は、2.5メートルほどの石垣になっていて、その上に雑木林がある。 そこへ、十数年前、義父がヤマモモを植えてくれた。 しかし、今まで一度も実をつけた…

k-pax 宇宙の輪廻転生 南無観世音菩薩

ドップラー効果という出来事がある 簡単に言ってしまえば、救急車が自分に接近してくる時のサイレンの音と 目の前を通過して、遠ざかっていく時のサイレンの音と、 音の高さが違って感じられる出来事だ 音でなくとも、電磁波、光でも同じことが起る 宇宙を観…

dance 踊り 神楽 鎮魂 ある日の日記

友人が、町内の小さなギャラリーで、流木を材料にしたオブジェの創作展示会を開いた。 そして、別の友人が、その会場で、ダンスパフォーマンスを行った。 木の床に座り、壁にもたれて鑑賞していた人々に、一緒に踊ろうと友人は呼びかける。 呼びかけに応えて…

宮沢賢治 1

私が青年期の頃、 宮沢賢治さんは、教科書には載っているし、 図書館や本屋さんへ行けば必ず本が置いてあるし、 有名人は、テレビ新聞で話題にするし 友人の何人かは、傾倒していたから てっきり作家生活を送った人だと思っていた しかし、伝記を読むと、 生…

熊野ヤゴ太郎 「川底の歌」

この世界に、直に触れながら、その有様を見つめると、 すべてがうつろいゆく 雨水は、岩清水となり、河となり、河は絶えず海となり、 海は又霧となり、霧は雲となり、雲は雨となる だのに、目を閉じて、言葉を使って、この世の中を思い浮かべると、 河とは別…

太極拳と性

私達の通常の感覚では、例えば 「机の上に本が一冊あります。」 といった時、机、本、私、あなた、空間が先ず別々の存在であるという前提がある。 何の疑いもなく、心、魂、身体、肉体ということばを使ったりする。 「あなたのことを愛しています。私と結婚…

次元を変えること

6月20日のスペースが開いているので 6月23日にこれを書いている肯定しても、否定しても 肉欲は高まり 肯定しても、否定しても 肉欲は衰えていく

お絵かきは少しの間お休み

絵を描くのは大の苦手だった 絵を描くことだけではなく、歌を歌ったり楽器を演奏することも苦手だった だけど憧れがあって 30代半ばにある人との出会いから、ぼちぼちギターを弾き始めた スチールギターだと指が痛いので、 ガットギターで主にフォークソン…

私の熊野堀切川

私が子供の頃、家の明かりといえば、笠付の裸電球だった。 ご飯は、かまどで炊いていた。じきにガス釜に変わった。 電気製品といえば、後ラジオくらいだったか。 高度成長期に入り、電蓄、テレビ、洗濯機、トースター、電気釜、電気コタツなど 次々電気製品…

私の中にある江戸の町

私の住んでいる町の図書館では、古くてあまり借り手のない本は、 入口に展示され、もっていっていいことになっている 先日、そんな本の中から、しゃれた本だなと思って、一冊貰ってきた 釣り好きの人、あるいは水族館関係の人、俳句をやっている人には 馴染…

勝たないけれど、負けない武道

「太極拳は、他の武道と違って、自分が弱いと自覚することから始まる スピードも力も弱い自分が、如何にして、自分より勝っている相手に負けないでいるか? その工夫から生まれた武道が太極拳だ」 と教えられ、かつ伝えてきた。 そこで選ばれた選択が、接近…

よく噛んで食べる

ここ数日からだの調子がよくなくて 半断食をしたり、お粥を食べたり、 プリンのような柔らかいもので栄養を取ったりしたが 今回思ったのは、 よく噛んで食べるというのが、健康の基本ということ

虚しいですか?

ある年齢を過ぎると 虚しさに襲われた時だけが虚しいのではなく、 基本的に、素のままの人生そのものが虚しいのだと思う ある人々は、虚しさに襲われ、そのまま、鬱に陥ってしまったりする 虚しさとは、虚ろ(空っぽ)なことだ だから、その空っぽに何を入れる…

花瓶に活けられ精一杯咲く花

人が生きようとする源泉は何なんだろうかと問いかける 「快」「快楽」という文字が浮かび上がる では、苦痛の中にあっても、生き延びようとする力はどこから生まれるのだろうと問い直す 「希望」とか「ただ存在するだけでも快」という答えや 「苦痛といって…

死ぬ覚悟 死ぬる練習

別に死にたいとは思っていないが 一日中痛みが走る日は、死ぬ覚悟、 死ぬる練習をしているんだなと思うことにしている だから、痛みを感じるということについてはマイナスだけど 覚悟が深まっていると思えばプラス そんでもって、プラスマイナス 〇

餓鬼道

広辞苑には餓鬼の説明として 「悪業の報いとして餓鬼道に落ちた亡者 やせ細って、喉が細く針の孔のようで 飲食することができないなど、 常に飢餓に苦しむという」とある。 縁あって無着成恭氏の昭和教育論太郎次郎社を読んでいる。 そこには 「奪い合えば足…

シイノトモシビダケ・ヒメボタル・インタープリターコンサート

宇久井半島の南東部では、 シイノトモシビダケとヒメボタルが一緒に見える シイノトモシビダケは、光るキノコで 日本では、八丈島でしか観察されないとかつては言われていた 真っ暗な森の中で、じっとしていると、神秘的な光が眼に入ってくる 月明かりがある…

山の子は山の子は歌が好きだよ

那智勝浦町の色川地区で、 田植え、草取り、稲刈り、餅つきの体験をして、 最後に、無農薬玄米15㎏とお餅と野菜を頂けるという企画があり、 友人が関わっているので、一口2万円、を二口申し込んで、 午前の仕事を終えてから行って来た。 田植えは終わって…

洗脳 と 染脳

洗脳という言葉があるが、内容的には、染脳のほうがあってるように思う 学校教育や常識によって、色々染められてしまった その染脳教育のひとつが、教室の前面の壁に張ってあった歴史年表だ 毎日あれを見ていると、 時間が一方向にだけ流れていくように思い…

人生と人生較べたって意味がない

地球が、太陽の周りを、ぐるりと一周する間のことを一年という しかし、この一年の間に、 どれだけ日の光を浴びるか、何をどのように食べるか、 どれだけどのように眠るか、 どれだけ花に見とれるか、どれだけ涙を流すか どれだけ人と抱き合うかは 人それぞ…

川に洗濯へ

今から約40年前、小学校へ入学する頃まで、 私の家では、川に洗濯へいっていた。 家で、たらいと洗濯板と洗濯石鹸による汚れ落しを済ませ、 それを、バケツに入れて運び、川で濯ぎをする。 大人の足で歩いて、10分はかかっただろう。 その濯ぎ場は、家族の、…