2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

交尾のあと

ミツバチの場合、女王蜂は生涯に一度だけ、交尾する 交尾が済むと、それまで巣の中に住んでいた雄蜂たちは、巣の外へ追い出される カマキリや鈴虫などは、交尾のあと、雌が雄を食べてしまったりする コオロギの場合、交尾のあと、雄は威嚇の鳴き方をして、雌…

お月様 表があれば裏がある

お月様 お月様は、いつも地球に同じ面を向けている 日本から見ると、うさぎが餅つきをしているようにみえたりするが 他の国へ行くと、また違うように見えるらしい(見たことないので) 特に南半球へ行くと、違って見えるのだろう お月様や人間の裏側を見たがる…

分かり合えるという言葉の意味を、分かり合える?

なぜ絵を描くのか <描く>とは、「自分と世界の関係」「自分と他者との関係」を「探る」「結ぶ」ひとつの行為だと思う 人は、ただ漠然と絵を描くのではなく、描きたい、描こう、丁寧に味わおう、未来の自分自身や誰かに作品を見てもらおうという思いがあっ…

富裕層

富裕層とは、金融資産を一億円以上持っている人のことを言うらしい メリルリンチ社の調査によると、 日本人の100人に1人が、富裕層であるらしい らしい、というのは、どうも実感がわかないから それに、私の周りは、その100人の内の1人の側ではなく…

友人2歳の作品展

私の絵のお師匠さんとその娘さん2歳が、町内のギャラリーで作品展をする それで、案内ポスターを私が作らせて頂いた おやばか作品展 2005 寺地梛2歳とその母の 自由な作品展です 日時 9月2日金曜から4日日曜まで AM10:00 ~ PM6:00 場所 ギャラリー…

どこまで行っても 矛盾混沌不条理 ああありがたや

今まで何度か書いてきたが 矛盾や混沌、不条理を味わった時、この矛盾や混沌、不条理は、将来の秩序や理想を生むためのものだ、今は過渡期なんだ、と耐えていた時代があった。 若い頃、唯物史観に惹かれたのも、やがてこの矛盾の向こうに、理想社会が実現さ…

行いを変える

行いを変えるということ ある人のある行いを変えて欲しいと思っているとき ともかくある具体的な行動を変えて欲しい時と、先ず心や考え方を変えて、そして慢性的な行動を変えて欲しいと思うときがある。 多くの場合は、ともかく行動を変えてもらうだけでは不…

友人のブログ

友人がブログを開設したhttp://blog.goo.ne.jp/tbinterface.php/2d8528284d11341c89ed69a06b814a44/20 当院にも時々来院される。うちは、来院される方を「患者さん」とは言わない。 人生波があり、心身のどこかに不調があるのは誰しも。 波が下降し、それぞ…

誠実

「真面目に、誠実に暮らせば、この世の中そこそこ生きていける」 というのは、真実だろうか、真理だろうか 何を以って「誠実な生き方」というか、難しい また、「生きている」というのは単に、命を永らえることでもあるまい 先ず「誠実」ということについて …

インタープリテーション 私の定義

インタープリターあるいはインタープリテーションとは、どういうことを言っているのでしょう? インターネットで、検索して幾つかのHPにあたってみました。すると、 < インタープリテーションとは一般的に「通訳」と訳されますが、外国では「自然遺産や文化…

二宮金次郎 円・太極

二宮金次郎の家の田畑を一日にして、洪水で石河原にしてしまった酒匂川 しかし、この酒匂川あってこそ、日々田畑は潤う 川は、人に豊穣と破壊をもたらす。 そのどちらかだけを選ぶことを人はできない。 酒匂川の流れを止めることはできない。 自然の川の流れ…

やがて必ず、年老いていき、衰え、わが身すら思うように動かすことができなくなり、病い、傷んだりし、そして死んでいくのに、どうして生きるのか、何のため生きるのか、と、若い時、絶頂の時はあまり考えない。 実際あちこちが傷み、衰えを感じつつ生きてい…

二宮金次郎と川 名と実 太極拳

人生、「名」と「実」が相伴うことに越したことはありませんが、時には、名ばかりで実が伴わない場合や、名はなくとも実があるときもあります。 名と実、いつも伴っていたいと思うと、それが苦しみのもととなったりします。正義感が強いのはいいことかもしれ…

二宮金次郎と公理系・構造主義

哲学とはどういう学問か、その説明には色々あろうが 「この世界の究極的な存在とは何か?」を追究する存在論と、 「その究極な存在を、人は、如何に認識するか」の認知論から哲学は成り立っていると思っている。 だから、「宇宙に果てはあるのか」とか、「神…

二宮金次郎とインタープリテーション その3

槌田敦さんが、「石油文明の次は何か」農文協発行という著作の中で、文明を次のように定義している <文明の基本は食糧である。この食糧を生産しないでも、これを得ることのできる都市の活動を文明という。その活動を保証するのは、食糧の生産と物流であり、…

二宮金次郎とインタープリテーション その2

私の住んでいる那智勝浦町にある宇久井半島の森は、東と西では、様相が違います。 東側には、水底神社があり、森の木は一本立ちしています。 西側には、駒崎灯台があり、森の木は根元から数本に分かれています。それは、かつて、森の木を伐って、薪に使った…

二宮金次郎とインタープリテーション

二宮金次郎という名前を聞いても、世代によって、知っていることは違うでしょう。 また同じ世代であって、名前を知っているといっても、「二宮翁夜話」を読んでいるかどうかによっても、知っていることは違うでしょう。 多くの人のイメージは、学校の校庭に…

二宮金次郎と私 まとまりのないメモ

私は昭和29年生まれで、自分のことを学生運動焼け跡派といってます。 中学校三年の時に、東大安田講堂の攻防があり、次の年、東大入試がありませんでした。 高校三年生のとき、浅間山荘事件があり、テレビで見ていました。 焼け跡派であっても、私の住んでい…

二宮金次郎 簡単な紹介前半

二宮金次郎は、1787年天明7年7月23日(太陽暦9月4日)、相州足柄上郡東栢山村(小田原市栢山)に生まれました。 1791年数え年5歳の時、酒匂川が氾濫し、田畑が石河原になってしまいました。 元々裕福でなかった暮らし(村人は、金次郎の父利右衛門を、栢山の善人…