2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

幸せな王子

「愛する」といえば、つい 愛するものも、実利的に幸せになり、愛される人も幸せになる場面を思い浮かべてしまう そういった状況を求めてしまう ところが 「右を頬を打たれた時、更に左の頬を差し出す」という愛の場面もある こんな話を読んだこともある 第…

命の繋がり、見えていますか? 自分自身を信じていますか?

先日、那智勝浦町内にある足湯「海の湯」へ行ってみました。数人が座れる足湯が、三つあって、ひとつは、手も浸けられるようになっています。 ところが、一番端にある足湯で、若いお母さんが二人、幼児を数人連れてきており、幼児は、裸ん坊になって、足湯の…

学習性無力感 学習性絶望感

小学生の頃、何の前振りもなくに、軽く 「大きくなったら、何になるの?」と尋ねてくる大人が嫌いだった 「大きくなったら何になるの?」という質問の意味は、たいていは、 「将来どのようにしてお金を<稼ぐ>の?」という質問で 私は、稼ぐ以前に「今の社…

失楽園 極楽浄土は何処にある?

私の幼、少年時代、休耕田などなく、秋になれば、稲がたわわに実り 稲刈りが終わると、稲を干すさがりが、道の両側に伸び、稲束の壁が出来上がった 赤とんぼが舞い、干した稲の香りを胸いっぱい吸った つわぶきの葉を、ロート状に丸めて、山の湧き水を、掬っ…

どうせ生きていくんだから、どうせ死ぬんだから

朝、布団から起き出すのが億劫に思うことがある 億劫だからといって、一日中寝ている訳にはいかず、 どうせ起きなくてはいけないので、しゃきっと起きる 朝、ご飯を食べるのが、億劫に感じるときがある 億劫だからといって、一日中食べない訳にはいかないの…

ええかげんさと緻密さ 般化と弁別 どっちも大事

葉書や封書に、郵便番号を書くことは、当たり前になった 投函された葉書や封書は、その郵便番号を人間が選別するのではなく、 機械が選別してくれる 例えば、同じ6という数字も、人によって、大きかったり小さかったり、傾いていたりする それを、同じ6と…

漠然とした不安? 大丈夫ですよ

「漠然とした不安」をキーワードにして、gooで検索してみると、約16400件あった。 これほどの数にヒットすると言うことは、不安と言うものは大体、漠然としているのだろう もちろん「はっきりとした不安」というものもある 例えば、2週間後に、大事大…

国家の品格 論理を捨てるのではなく、論理を見極め、論理を超える

国家の品格 論理を捨てるのではなく、論理を見極め、論理を超える 厳密な話し合い、意思疎通を望む時、「言葉の定義」から始める。 同じ言葉を使っていても、その意味内容が、人によって違っていたりするからだ。 「愛する」なんて言葉は、とてもあいまいな…

ときどきは はだしで歩いてみよう

戦争を体験した人に聞いた話だが、軍隊では服や靴を支給される。 一応サイズはあるが、ぴったしとは限らない。 「大きすぎても、小さすぎても文句は言えず、足に靴を合わせるのではなく、靴に足を合わせるのだ」と言っていた。小さすぎる靴を履き続けている…

臨機応変 女犯 玉女の偈

対人関係の苦、意見の相違に基づく苦について考える <女犯 玉女の偈 性文化> 行者宿報設女犯 我成玉女身被犯 一生之間能莊嚴 臨終引導生極樂 (観世音菩薩がおっしゃった。「行者よ、もしお前が宿報として、女性と交わらざるを得ない身ならば、私が玉女と…

熊野聖老人と熊楠曼荼羅

生まれたばかりの赤ちゃんは、「言葉」をしゃべれない しかし、赤ちゃんの周りには、既に、「お母さん」が居て、「布団」があり、「家」もあり、「地球」もある。 その様子を見て、お父さんは、言葉以前に、「世界」はあるんだ、「色々なもの」が先にあるん…

アングリラーマのリセットボタン

ここの日記に、何度も何度も書いてきたが、 「生きる」ということは、(象徴的に言えば)先ず「息をする」ことだと思う 「息をする」ということは、皮膚の内側から二酸化炭素を出し、皮膚の外側から酸素を取り込むということ。 つまり、皮膚の内外の交流が、…

ボンナイフ 鉛筆を削る喜び

私が小学生の頃、クラスの皆は、鉛筆を「安全ナイフ」で削っていた 私の住む地方では、その道具を「安全ナイフ」といっていたが、最近になって、関東では主にそれを「ボンナイフ」、関西では「ミッキーナイフ」「シャープナイフ」「ポケットナイフ」などと呼…

おもちゃみたいな瞑想

私がいつも持ち歩いているバッグの中には、ペンケースが二つある。 もちろん筆記用具が入っているのだが、色々「おもちゃ」も入れてある。 例えば、虫眼鏡、方位磁石、三角プリズム、ティートリーオイルなどだ いつも取り出してみているわけではないが これ…