2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

フラクタルなネオ・ロマンチシズム

それは、何処でもいい 有名な場所にわざわざ出かけなくてもいい 通勤の時に前を通る家の生け垣や庭でもいい 都会の公園の片隅でもいい 足を止め 何処にでもあるような雑草に近づいてみよう 例えば今なら オオバコやナズナやタンポポのロゼット葉や アスファ…

時代の中にて 時代を超える生を

今から19年前 1994年 アフリカのルワンダで起こったことを あなたは覚えていますか あなたは知っていますか 100万人の人が殺された ツチ族もフツ族も元々は同じ民族 宗教も言葉も文化も同じだった 同じ村に隣同士で住んでいた 19世紀になって ヨーロッパから…

自己カウンセリングのお絵かき講座

カウンセリングのキーワードに、「自己一致」という言葉があります。 「自己概念」と「実際の経験」との「かい離」は、不適応などに繋がったりします。理想的な自己概念を抱いていても、実際の体験が一致しないと、それは苦しみとなりますし、逆に否定的な自…

2013年 これからの苦杯

現在、日本に住んでいる人々の識字率はどれくらいなのでしょう ウィキペディアによれば、日本人の識字率は99.8%となっています。 江戸時代末期に、日本に滞在した諸外国人の記録によれば 日本の都会に住む庶民の識字率も相当高かったように思います。 今の…

二律背反 二重性

私達人間の肉体が、時間とともに老化していき、 やがて機能を停止し、分解していくということは 経験から導かれるほぼ確実な予測です。 どんなに最適、最高な健康法を実践してみても、 人は必ず死にます だからと言って、健康法を実践することに全く意味が無…

歴史を学ぶ 歴史に学ぶ

「あなたの祖父母、曽祖父母のお名前を聞かせてください」と言われて 答えられる日本人の割合は、どれくらいあるのでしょう? 私は、家系を調べたことがあるので、 直系の曽祖父母の名前はわかります。 (曽祖父の祖父母までは戸籍簿に残っていました。) その…

フラクタルなロマンチシズム あざなえる縄のごとし

少年期には、周りの環境と自分を変え、人生を切り拓いていく最大の要因は 自分自身の理性と意志であると思っていました。 また、そうでなくてはならぬと思っていました。 宿命論や決定論には、興味がわきませんでした。 しかし、60歳を前にして あるひとがい…

学歴社会とロマン主義

私は昭和29年(1954)生まれです。 私達の青春時代を象徴する言葉のひとつに「学歴社会」という言葉があります。 学歴社会が終わったのか、まだ続いているのかということは、私がこれから述べようとしていることの主題ではありません。大企業では、やは…

「一筋縄では行かない」 これからの混乱・格差拡大を想う

高校生の頃、大学の受験科目として世界史を選ばなかったので、期末試験前夜に、教科書の指定された範囲を読むことだけでやり過ごしてきました。 その高校生当時も、今もあまり世界史に詳しくありません。 なので、1848年という年号を聞いても、今日の朝…

「生存権」 今日一日の糧を与えてください

「生存権」という「コト・概念・言葉」があります。 法の条文としては、 日本国憲法第25条 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」 国際人権規約第6条1項 「人は全て、生まれながらにして生きる権利を有する。この権利は法に…

「知ある無知」 「隠れたる神」 私という現象は仮定された・・・

「神」という言葉を、日常生活の中で、ごく普通に使う人々 「神」をごく普通に話題にする人々に対して、 私は、 この理性と科学の時代にあっては、「特殊な人々」と そういう見方をしていました。 しかし、認知的な心理学の勉強、全体論に関する哲学 複雑系…

年頭のご挨拶  「地球未来塾開講のお知らせ」

2013年が幕あきました。100年前、200年前と比べて、私達の暮らしが、物質的に豊かになったことは確実です。朝ごはんは自宅で食べて、夕食は中国の上海で食べているということも可能な時代です。 その一方で、広がる格差。経済格差。情報格差。環境格差。 同…