2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

共同生活での問題解決の仕方 それは共同の課題か?

生きていくうちには、解決すべきいろいろな問題に出会う。 若い頃は、ある問題に対して、最良の解決法は「唯一」だと思っていた。 その「唯一」を巡って、私のもっている「唯一の方法」が最良と信じ、他の方法を信じている人と議論になったりして、そのこと…

苦諦

生きるということは、先ず息をすることだが、水と食べ物が次に必要となる ここに赤ちゃんがひとり生まれたばかりとする。 先ず自呼吸する、次に、おっぱいを求める。 おっぱいをあげるのは、必ずしも、産みの母で、母乳でなくてはならないことはないが、 生…

苦の生滅と文化 ビパッサナ

「行動理論への招待」佐藤方哉著 大修館書店発行 1976年初版を読んでいる。 行動理論というと、古いというイメージがあったのだが、読んでみると面白い。 心理学の基礎の基礎だ、といわれて読んでいる。 これまで東南アジアを主に旅してきた。 シンガポール…

これありてこれあり 無定義用語

真理という言葉を広辞苑で引けば <まことの道理>とある。 国語的に言えば、ある事柄についての真理は普通、ひとつとされている。 真理はたった一つである、というものの見方が、争いの元になったりする。 私が支持する真理こそが唯一の正しい真理だと、お…

なぜ瞑想するの? 苦の生滅 あるいは美学

ビパッサナー瞑想、念処経、根本仏教、キネステティク、認知的運動療法、アンチ人間機械論、全体論、システム理論、複雑系的生命観、太極拳、リンパマッサージなどなど 私の中では、全てつながっている 人間のからだは、生きている限り、眠っている時も、気…

諸行無常、諸法無我 「私」は分泌物

人間と機械のちがいをあげるとしたら、色々あるだろうけど、 私は、人間は生まれてから死ぬまで動き続けることが機械との違いだと思う。 車は、使わないとき、エンジンは動いていない。ガス欠になっても、ガソリンを入れるとまた動くことが出来る。 ところが…

勇気付けの朝 回心 友愛 隣人愛

思い出して頂きたい 今日の朝目覚めた時、寝床の中で先ず最初の5分間で考えたことを。 人それぞれだろう 「あ、時間だ」とさほど考えることなく、いつもの手順を始めたヒトがいるだろう。 「さあて、今日はどうやって楽しもうか」と目覚めたヒトもいるだろう…

言葉が苦しみの因になったりする

言葉なしの生活は、考えられない 言葉を使わずに、自分の思いを誰かに伝えるとしたらどうするだろう? 言葉を使わずに、世界で起こっていることを、感じ取り、判断することが出来るだろうか? もし言葉というものがないと、ただ、刺激に対して反応するだけに…

無記 語りえないことについては語らない 苦の生滅

原始仏教の経典、中阿含の箭喩経によると、ある時仏弟子である鬘童子が、釈尊に問うたそうである。 「この世に果てはあるのですか、無いのですか、死後の世界はあるのですかないのですか?」 釈尊は、「鬘童子よ、私はあなたに形而上的な問題について語る約…

太極拳と健康 太極拳と瞑想

太極拳は、日本では、いまや武道というより、健康法として広まっている感がある。 もちろん、太極拳を続けていると健康増進になることは間違いない。 生理学的には、呼吸が深くなる。 緩やかな動きは、エアロビクス・有酸素運動となり、全身の血行・リンパの…

自分の事は分からない

ついつい、頑張ってしまう自分がある 完璧を目指してしまう自分がある 都合の悪いことに、周りのものや世間は、そんな姿や成果を褒めてくれる いつもどこかで、自分を叱咤激励している、ある時は追い詰めている 若い時と違って、自分で自分を追い詰めても、…

ビパッサナ瞑想 シャマタ(止)

瞑想とは、神秘的な体験ではありません。今ここに目覚め、自分自身に気づくことが瞑想です。 とりわけビパッサナ瞑想は、呼吸を見つめる瞑想です。 1)自分自身の呼吸を観察します。 当たり前の話ですが、呼吸は、吐く息と吸う息の繰り返しです。 吸うだけ…

<癒し> 何を癒すというのか ビパッサナ瞑想の話

今日は偏見に満ちた文章を書く 今日だけでなく、私の書く文章は、いつも私の偏見を書いているのだから 今日は、特別偏見に満ちた文章を書く <生命あるものと生命無きものの違い>を考えた時、色々上げられるだろうが ひとつに、「目標・目的を持って行動す…