漠然とした不安? 大丈夫ですよ

「漠然とした不安」をキーワードにして、gooで検索してみると、約16400件あった。
これほどの数にヒットすると言うことは、不安と言うものは大体、漠然としているのだろう
 
もちろん「はっきりとした不安」というものもある
例えば、2週間後に、大事大切な試験があって、不合格にならないだろうかといった不安。
そういった不安は正体がはっきりしているし、その対策をすればいい
 
中学生の頃、漠然とした不安を感じると、
「一体この不安は、何処からやってくるのか」
と考え続け、問い続けた
 
問い続け、正体がはっきりし、すっきり解決するときと、
考え続け、正体ははっきりしないが、
「今現に生きているじゃないか」
「花は咲き、鳥は歌い、日は昇ったじゃないか」
という思いに到り、楽になるパターンがあった
 
中学生の頃は
「人から変に見られるのではないか」とか
「死にたくないのに、自分は、いつか死んでしまうんだ」
ということが漠然とした不安になることが多かった
 
この漠然とした不安は、「汗」のようなものだと思っている
生きて、動く限りは、かくもの、出てくるもの
風呂に入れば(自分の場合、散歩とか瞑想、読書、畑仕事開墾などで)、すっきりする
 
しかし、世の中には、赤いべっとりとした汗をかく人もいるのだろう
風呂に入れない人も居るのだろう
漠然とした、背負いきれない不安で、押しつぶされそうな人も居るのだろう
 
だけど、その不安は、「幻想」だ
幻想なんだが、その幻想に人は、押しつぶされそうになる
 
「大丈夫だよ」
でもこの声が、届くかなあ