憲法記念日にヘッセを思う 友よそんな調子はやめよう

青春時代に影響を受けた作家の一人は、ヘルマンヘッセ
もっぱら、第一次大戦以後の作品を読んだ
第一次大戦中、ヘッセは、「友よそんな調子はやめよう」と戦争反対の論調の意見を新聞に載せた
しかし、ドイツ国内では不評を買い、ヘッセを支持したのは、戦争相手国フランスのロマンローランであった
以後、ヘッセの作品の内容が変わっていく
デミアン」「荒野の狼」「シッタルダ」「知と愛」「ガラス玉演戯」

経済の波が、人を狂わせる
芸術芸能は、特別な芸術家だけのものではなく、
私達一人一人が芸術家、芸能家になることを、私は夢見ている
芸能芸術とは、人と人、人と自然の繋がりを見出すことだと思っている
経済はスピードと量を求めるが、芸術芸能は、時間を止める
ヘッセはスイスを越えて、イタリアへ旅行しており、水彩画を残している

経済の波が又、人を狂わせようとしているが
友よそんな調子はやめよう
「あわてることはないよ
 喜びは道の向こうにあるのではなく、今ここにあるのだから」
と、新宮市で行われた憲法記念日のフェステバルのステージで弾き語りをした