熊野山中 引き籠り生活 朝の作務 瞑想

朝食前の落ち葉掃き。日課であっても、習慣ではない。
 むしろ、日々を、機械的に生きていないか、点検する作務。成果主義になっていないか、完璧を求めていないか? 今ここを、丁寧に味わっているか。
 「味わう? 味わうを、別の言い方をすれば何? 何を、どう味わう?」と、自問。自答「モノゴトの、唯一性、独自性」。ものごとは常に変化していて、同じことは二度とない。違いを見出し、それに応じた振る舞いをする。そういえば、「ちがいのわかる男の○○」というCMがあった。
 ただ…敏感に違いを感じているだけでは、世俗を生きられない。むしろ、身動き取れない。違いを越えて、類似性を見出すことも大切。コトバは、そんな風にできている。
 同じでもなく、違うでもなく つながりの作法
木、道路、、「つながりの作法 同じでもなく 同じでもなく違うでもなく 綾屋紗月 綾屋紗月熊谷晋一郎 熊谷晋一郎 ல NHK出版」というテキストの画像のようです