ないものねだりは、きりがない

時々、漠然とした「鬱」に包まれることがあります。
この気分は、どこから生まれたの?と観つめます。将来の、老いや死を思って?現に今、満たされていないから?
 どちらにしても、「無い」が、理由。
 「ないものねだりは、きりがない。」そう心得て、ある(生る)ことに感謝。
死ぬ間際にも、あることに、感謝。
 一遍上人のお弟子さんが尋ねた。臨終の間際、私は南無阿弥陀仏と感謝できるでしょうか? 一遍上人曰く、今ここで、南無阿弥陀仏といえないものが、臨終のときに言えるだろうか?
 よくみれば薺花咲く 垣根かな 
 今日も 花は咲き、緑輝き、鳥が鳴いている。
猫、テキストの画像のようです
 
やすえ、山下裕子、他1人