おひとり用味噌汁。66歳で、熟年離婚。私の人生料理。

 一人分の味噌汁を作るのは、手間です。出汁を取り、具を用意し、鍋で煮て…。食べ終わると、鍋を洗う。市販のインスタント味噌汁は、手軽だけど飽きます。
 そこで思ったのが、自分でインスタント味噌汁を創ること。お椀に、鰹節、味噌、乾燥わかめ、ネギ、うす揚げなどを入れ、お湯を注ぐだけ。
 
 一般的には、「食欲」は、本能・生理学的欲に分類されますが(自己保存)、食べるという行為は、もっと複雑です。
 おなかが空いたからと言って、目の前のものを勝手に食べるわけにはいきません。社会に属する以上、お金との交換といった社会的手続きやマナーといった教育が必要です。
 
 実際に食べ始めると、それは生理学的欲求を満たすだけでなく、「私」の所属感も満たすことになります。
 所属感について、そこで止観瞑想すると、空気も水も、食材も、確かに人間社会で供給されてはいても、作り出したのは、おひさまや大地、自然です。そこで、「私」は、自然の波にとけていきます。諸法無我
 
 「食べる」という行為には、このように「遺伝子レベル」「教育レベル」「霊的レベル」がまじりあっています。
 「性欲」も、単に「本能・遺伝子レベル」に分類されるのではなく、むしろ「社会的・教育的」に作られた欲であるように思います。それは、否定や解放するのではなく、霊的・法身的レベルに育てるのが肝要。学校では教えてくれないことでしょう。
食品、テキストの画像のようです
 
 
 
 
いいね!
 
 
 
コメントする
 
 
シェア