self stimulative dance

何故、人間の指は5本なのだろうか?
4本や6本ではなく。
何故、指の長さはそれぞれ違うのだろうか?

指の長さはそれぞれ違うのに、握り拳をつくると、
指先はほぼ一直線になって掌につく。
 
人間の姿かたち、しくみや機能は、
長い長い歴史を経て、理由があって、今の姿をしていることだろう。
それは、人間だけでなく、他の動物や植物や、細菌達も。
 
私達は、そういった長い歴史を経て身につけている機能の、
何パーセントくらいを使っているのだろう。
 
有名な作者による楽器も、使っていないと音が落ちてしまうという。
 
人間のからだ、機能だってそうではなかろうか。
 
私達のからだは、筋肉は、動きたがっているのではなかろうか?
 
私達は「動物」なのだから。
 
ピアニストの方が、指の本数が多い訳ではない。
筋線維や神経の数が多い訳でもない。
 
動くことによって、機能することで
 
「ああ生きている」という実感があるのではなかろうか。
 
筋肉にとっては、適度に動くこと自体が、目的となり、
 
喜びとなり、自己強化になるのではなかろうか
 
機械文明では、確かに過酷な労働を機械が変わってくれるようになったが
 
動く喜びは、失われていき、その自覚もまたできない仕組みになっているように思う
 
生まれたばかりの新生児には、把握反射があって
 
もし握ってぶら下がることが出来るものがあれば
 
ぶら下がることが出来るそうで、以前映像で見たように思う。
 
自閉傾向の子供に見られる自己刺激行動は
 
精神の安定につながっているといわれているが
 
原始反射のように、誰にも備わっている機能であるように思う

反射反応に加えて、オペラント的に flapping fingers をやってみると

確かに、指や掌が喜んでいる感じがする
 
Self stimulative dance と名付け 指だけでなく、
 
Flapping hands, arms, body, と全身で踊ってみたい 

適度なリズムある反復運動(行動)は、基本的に
 
筋肉にとっては喜びであり、心の安定をもたらすものであると思う
 
拡大解釈すれば お年寄りの繰り言もまた、自己刺激運動だねと
 
昨日、友人と語った