諸行無常の中で 光り輝くもの

仏教の四法印では先ず
諸行無常」をいいます
 
若い人はあまり実感がないかもしれませんが
ある年を過ぎると
自分が日々年老いていき、やがてこの世を去ることを
ひしひしと感じます
 
そんな中で 多くの人が虚しさにおそわれたりします
 
地位とか名誉とか財産とか 快楽とか欲が満たされる幸せとか
一時的な喜びはあるとはいえ
この肉体が朽ち果てることを思えば 色褪せてしまいます
 
中年の頃が一番厄介なのかもしれません
そういった虚しさに襲われつつ
一方でまだまだ世俗の努力も続けなくてはなりません
 
自分も虚しさに襲われました
 
しばらく旅を続けました
 
そして、諸行無常の中でも
濁世であっても、逆境であっても、むしろその時こそ
歳と共に光輝くもの 
人生最後の日にも 光輝くものを見出しました
 
それは 見えないまま すぐそばにありました