のっけから 番外

番外 ストカスティックとは
 
ストカスティックをインターネットで調べると、いろいろ難しいことを書いてある
 
統計学、確率論、コンピューターによる現代音楽、etc
 
論理階型を理解すれば、この世界のいたるところに
ストカスティックな過程が見いだせる
 
ミクロな世界での物質の振る舞い
次にどの位置にいるかは決定されないが、どの層にいるかは決定される
 
ごく普通の私たち日本人の音楽の作曲
いくらでも自由に作曲できるが、12音階という制限がある
 
的に向かって矢を放つこと
 
そもそもストカスティックという言葉にこだわったのは
意馬心猿という言葉から
私たちの意識や心は、意馬心猿、荒れ狂う馬、酔っ払った猿のよう
それでいて、その内容の全体は、
己のなした行為、業、関係性に制限されている
 
如何にして、その業や四縁から自由になれるか、ということ
 
まったくの自由は無理でも
柔軟性を保ちたい
如何にして
 
実在論という文化、常識の中にいて、
如何にして、実在論から脱することができるか
 
死ぬことへの恐怖という文化の中にいて
如何にして、それが幻と自覚できるか
 
ある信念群から別の信念群へ、公理系から別の公理系へ
ダブルバインドや破綻に陥ることなく、うつることができるか
 
私の業は深い