お隣の瓦斯屋さんから新鮮な鯖を頂きました

今日の朝、一番最初に聞いた曲は、
「バッヘルベルのカノン」
 
「苦の生滅」を人生のテーマにしてきた
あるいは、意馬心猿である心(大海を漂う船)の動きに対して
「苦の生滅」という言葉をアンカーあるいは灯台にしてきた。
 
「苦しみは如何にして生じ、如何にして滅するか?」
 
長い航海の中で得た地図の一つは、「原始仏教」であり
もう一つは「心理療法
航海技法としては「瞑想」「言語学」「論理学」などもある
時に、歌を歌ったり、絵を描いたりもする
 
地図の書き方にも色々なパターンがあって
諸法無我」「現象論」「唯名論」「構造主義」出版と書かれた地図のほうが私は読みやすい
 
一切皆苦
ショーペンハウアーが言うように
私達には盲目的な生への意志があり、この意志は、他の意志によって阻まれ
根本的に、人生は苦だ、といえなくもない
生は苦であり、老いることは苦であり、病ふことは苦であり、死ぬことは苦である
といえなくもない
 
諸法無我
私をどう捉えるか、自我をどう捉えるか、
私と他者の関係、私と世界の関係をどう捉えるかで
苦しみの様子は違ってくるとも思った
 
母の乳房をくわえたまま眠る赤ん坊にも
そのとき、その瞬間、苦は内在するかどうかはともかく
 
ある行為が苦しみを生む
ある行為は、何らかの信念体系、世界観と結びついている
 
苦の解決のために、行動を変えなくてはいけないこともあるだろう
(カウンセリング領域?)
 
あるいは、行動を変えるだけでなく、
信念体系や世界観を変えなくてはいけないこともあるだろう
心理療法領域?)
 
かつては、冷静に、論理的に、自分を見つめ、自分の行動と世界観を点検すれば
あるいは他者や導師と語り合えば
自分の苦の生滅のメカニズムに気づくと思っていた 
そのやり方が適な人も居れば、不適な人も居る

心理療法
心理療法についてはやはり、フロイトの地図を手に入れたのが最初だった
フロイトの地図からユングの地図を知り
ユングの地図から、アドラーの地図を知った
アドラー心理学を学んで、「目的論」や「認知論」「全体論」を知った
短期療法や家族療法の存在を知り、ベイトソン(ベイツン)を知った
ベイトソンから「論理階型」を知った (精神の生態学、精神と自由)
 
自我を実体視する限り、苦しみは避けられないだろう
 
諸行無常諸法無我
 
論理階型に基づいた全体論を地図にして 大海原を漂い
雨の日には、雨のうたを