冬のツクシ
日曜日に、実家の近くの空き地に車を止めた
車から降りるとき足元を見れば、ツクシが生えていた
よく観れば、胞子を飛ばして枯れたものや
地面に顔を出しているものもあった
ツクシを観察している人のHPを見てみると
普通この時期には、胞子のうは地面の下で春を待っているようだ
あちこち見てみると、
下半身がスギナ、上半身がツクシになっているものもいた
いままでそういうものはみたことがない
普通は、ツクシとスギナは別々なのだが、
遺伝子の異常で、そういうこともあるようだ
ツクシの胞子は、風に乗って飛び
地面に落ちて、先ず前葉体というものになるらしい
前葉体には、雌雄があって、卵子と精子ができる
水があると、精子は卵子のところへ泳いでいく
受精卵が成長しスギナやツクシになるらしい
どのような小さな生物にも、地球の歴史が宿っている
これまでも何度か、男の更年期のことを書いてきたが
男の更年期といわれる時期
一切のことが無意味に感じたりする
振り返ってみると、自分にもそんな風に感じる時期があった
今はというと、あえて言葉にすれば
無知意味亦生無知意味生
昨日は、宇久井のビジターセンターで、
「植物と虫の名前を覚えない自然観察会」を行った
海で拾ってきた石に絵を描くという非生産的な営みだったが
みんなで楽しんだ