「甘い」「酸っぱい」「みずみずしい」「歯ごたえがある」「美味しい」
以上の言葉の中で、仲間はずれの言葉はどれでしょう?
何を選別の基準とするかで、答えは違ってくると思います。
私が意図した質問の答えは、最後の「美味しい」という言葉です。
サンスクリット語的に表現するならば
「その果物には<甘い性>があるね」「イエス」
「その果物には<酸っぱい性>があるね」「イエス」
「その果物には<みずみずしい性>があるね」「イエス」
「その果物には<歯ごたえ性>があるね」「イエス」
あるいは
「その果物Aは、果物Bと比較すれば<糖度>が高いね」「イエス」
「その果物Aは、果物Bと比べると<酸味>が高いね」「イエス」
以下同じ。
と表現することができます。
しかし、
「その果物には<美味しい性>があるね」「いえ、私は嫌いです」
「その果物Aは、果物Bと比べると<美味しい性>が高いね」「いえ、私には違います」
という答えが返ってくる場合があります。
例え
千人、一万人の人が、「その果物Aには、<美味しい性>がある」といったとしても、
「その果物に<美味しい性>が本来属性として備わっている」とは言えません。
あるものに備わっている属性を、ありのままに属性として感じているのか
その属性を評価して感じているのかの差異を知ることは大切だと思います。
インナーマッスルを鍛えようということで、注目されているのが「大腰筋」です。
大腰筋を鍛える、あるいはストレッチするトレーニング法を色々読んではみたのですが、大腰筋を鍛えているのか、大腿直筋を鍛えているのか、その差異を感じ取ることが難しいように思いました。
それで昨夜は、やはり絨毯の上でごろごろしていました。
うつ伏せになって、両膝を支点にして、腰を床から浮かす動きをしてみました。
この場合でも、大腰筋も大腿直筋も働いているように思います。
しかし、太ももの全面感覚に注目すると、緊張感がありません。
だから、この場合は大腰筋が収縮しているのかなあ、と思ったりしています。
写真は、今日の朝の光が峰です。
「朝焼けは雨」のことわざどおり、雨が降りました。