論理階型 動詞は名詞です

<動詞は名詞です。>という文章があります。
  
一体この文章は、どのように解釈すればいいでしょうか?
 
<私は今日の朝、7時に起きて、顔を洗って、パンを食べました。> 
動詞とは、動作を示す言葉です。
だから
「起きる」「洗う」「食べる」は動詞です。
  
動詞は、述語として使用され、主語になりません。
ですから、<「起きる」「洗う」「食べる」は動詞です>という文章の中では、
「起きる」「洗う」「食べる」は名詞です。
亦、<動詞は、述語として使用され、主語になりません>
という文章の中では、「動詞」は主語として使用されています。
  
なぜなら、動詞はもともと名詞ですから。
 
さて、以上の文章でおかしいところはどこでしょう?
それともちっともおかしくないでしょうか?
  
論理階型を理解している人なら、
以上の文章の文脈の意図を理解できるでしょうが
論理階型がわからない人にとっては
ちんぷんかんぷんかもしれません
  
苦あれば楽あり、楽あれば苦あり
でも「一切皆苦」なのです
 
的に向かって矢を放ちます
的に当たれば、御褒美がもらえます
的に当たればうれしい、楽しい
的からはずれると、悔しい、苦しい
 
でも、あたろうがはずれようが、矢を的に向かって放っているということには違いありません
矢を放つこと自体が苦なのです