絶望から笑みがうまれる

k1s2013-05-14

5月から、公民館が催している英会話教室に通いはじめました。初心者対象と聞いて言ってみたら、半数の人は常連で、ペラペラしゃべっていました。一回目は、自己紹介とフリートーク。講師先生は、町内の小学校、中学校でALT(Assistant Language Teacher:外国語指導助手)をされています。
  
日本語交じりでしたが、外国の方と英語で話すのは数年前の海外旅行以来です。私が望んでいるのは、会話もですが、英語文献を読めるようになりたいと思っています。
  
今原著で読みたいと思っている英語本が何冊かあります。
Benjamin Zander著 「The Art of Possibility」 
ベンジャミン・ザンダー著 日本語訳「チャンスを広げる思考トレーニング」 
  
原著の23ページには
< You keep asking the question until you finally appreciate how hopeless it is to escape being shaped by the assumptions that underlie all of life. And then you may begin to laugh. >
  
とあって、田中志ほりさんの訳では
< 質問を繰り返していくと、人生すべての側面の根底に隠れた前提の影響から逃れるのが、いかに絶望的かがようやくわかる。すると、自然に笑みがこぼれはじめるだろう。>
となっています。
  
「状況がhopeless(絶望的)ということを理解すると、笑みがこぼれはじめる begin to laugh 」という「文章・文脈」の「意味」は、辞書で単語の意味をどんなに調べてみても、書かれていないでしょう。
  
「自力の道」を歩き究めようとし、そして絶望にいたり、「他力」に出会う <南無阿弥陀仏> ということでしょうか。