光だけの世界は耐えられない

 50歳代半ばになって、大学で心理学を学びなおし、認定心理士の資格を取得した時、私は私自身に、心理学大辞典ではなくウクレレをプレゼントしました。

 というのは、学ぶ中で、世界を独立した諸要素の集まりと捉え、「問題・闇を解消しよう」とか「症状を取ろう」とする行いが、かえって病気や症状を増したりする傾向があるように思ったからです。

 光りのあるところ影あり。闇ばかりの世界は耐えられないだろうけど、同じように光のみで影のない世界も耐えられないように思います。

 大学では科目の中には無かったのですが、卒業後学びたいと思うようになったのが、森田療法です。

 森田療法も約100年の歴史があるので、紹介する人によって微妙に中味が違う感じがしますが、次のブログが参考になると思います。
 
京都森田療法研究所のブログ
http://kyoto-morita.org/blog/index.php?e=32