生きることの意味 2011.7.1

人生はドラマです。人生はドラマです。
山あり谷あり 晴れの日があり嵐の日があり
貴方の人生の主役は、貴方です。
貴方の人生の監督も、貴方です。
どんなに近しくとも、お母さんや恋人は、貴方の人生の監督ではありません。
貴方はあなたの生を生き、貴方の死を死なねばなりません。
どんなに近しくとも、お父さんやつれあいは、貴方の死を代わりに死ねません。

貴方の愛しい子供の人生の主役は、子供自身で、あなたではありません。
貴方の愛しい恋人の人生の主役は、その人自身で、あなたではありません。
 
どんなに愛し合っても、親しくても、入れ替わることなどできません。

では、貴方の人生ドラマの観客は誰なのでしょう?
 
お父さんやお母さんも、貴方の人生のすべてを見ることはできません。
貴方の子供やつれあいであっても、貴方の心のうちのすべてを見ることはできません。
 
貴方の人生ドラマのすべてを誰が見ているのでしょう。
貴方は貴方の人生ドラマを、誰に見せたいのでしょう? 
お母さんですか、つれあいですか、子供ですか、友達ですか?
その人達は、ほんとにすべてを見ることが出来ますか?
 
貴方の人生のすべてをいつもそばで見ている方がいる
誰にも語っていないあなたのこころの奥を知っている方がいる
 
貴方はあなたの人生のドラマのすべてを 誰に見てもらいたいですか?
いったい誰が貴方の心の奥を 理解できますか
 
語りましょう 歌いましょう 貴方のあの方へ
祈りましょう 歌いましょう 貴方のあの方へ
 
汝の隣人を愛しましょう 左のほほを撃たれれば右のほほを差し出しましょう
差し出された杯は 飲み干しましょう
 
語りましょう 歌いましょう 貴方だけのあの方へ
祈りましょう 歌いましょう 貴方だけのあの方へ