先駆者とその弟子

先駆者あるいは中興者は、出世間し、「真髄」を体得し、体現する。
   
求めに応じて、先駆者は、「真髄」を「方法」によって指し示す。
     
素人、部外者、批評家は、方法を実践することなく、
「真髄」のみを求め、語ろうとする。
     
愛弟子は、「方法」を通して「真髄」を学ぶ。
    
それを見ていた脇弟子は、「方法」を習い
自分も学んだと思い込む
       
そういったことが、どの道でもあるように思う。
「アレクサンダー・テクニーク」とは「テクニーク」なのか
「物の見えたる光」「不易流行」とは何を述べているだろう
 
自然界では
一本の樹から、どれくらいの果実が実るのだろう
大地に落ち、芽を出し、幹を伸ばせなかった無数の果実
しかし、それらとて、土壌になったのだ