したたかで、誠実であらねば

 鳩山氏が辞任し、管直人氏が首相に選ばれた。
 
 この国のこれまでの首相で、惜しまれつつ首相の座を退いた人が何人いるのだろう。
 
 どれくらい先になるかは予想できないが、菅氏も、いつか去る時が来るだろう。
 果たしてその時、惜しまれつつ去ることになるだろうか?
 
 この予想は、菅首相個人のことを言っているのではなく、この国が抱えている問題を思う時、そうおもう。
 
 カリブ海で、一番最初に黒人の共和国としてハイチが独立したが、その後ハイチはどうなったか? 二番目にキューバが独立しようとした時、アメリカやイギリスはどうしたか?
 
 食料自給率40%前後の日本
 日露戦争の時、アメリカのユダヤ人銀行家の融資によってやっと戦費を調達した日本
 
 これからを生き抜いていくには、したたかさと誠実さが大切と思う