国家論

こんなことを書いたら、ジェンダーと叱られそうだが、男の人は国家論、あるべき国家の姿について論じるのが好きなように思う。そして、その論に従って日常を生きたいようだ。そうすることによって、自分の人生に意義を感じる。

女の人だって、考えている国家像はあるのだろうけど、そういうのは生きるにあたって、大事な時間までかけて論じるほど重要なことではなく、男同士が論じる国家論を、「ふふん」と笑っているような気がする。

男同士だと、笑われていることに気付かずに、熱くなったり、悩んだりする。

 熱くなって、近代国家というのが、近代人が創りだした生きるための虚構であることを忘れてしまったりする。