この時期になると、我が家では、むかごご飯を食べるのが恒例になっている
そこで、尾後へ出かけた
那智勝浦町尾後地区は、かつては、穀倉地帯であった
尾後川に沿って、蕨摘みをしたり、
おが淵で泳いだり
上流にある洞窟や防空壕を探検し、水晶をとったり
保育園の遠足で何度も行ったり
秋になれば道の両側に稲を干すさがりの壁ができ
その上を赤とんぼが舞った
数々の思い出がつまっているところだった
バブルの頃
飛行場をつくるという開発計画で、耕作しなくなり
結局開発されずに、長い間一面芦原になっていた
それも、けものや鳥たちにはいいことだろうと
いつまでもこのままであってほしいと願っていた
水道の取水口もあるので、それを見がてら行ってみた
芦原が、公共残土の山になっていた
