「空」に関するメモ 実体があるといえる訳ではない

「空」をどのように現代語訳しているかを調べてみると
ほとんどの人が<実体がない>と、書いている
 
かの、中村元大先生も、
岩波文庫「般若心経・金剛般若経」のなかで
 
<存在するものには五つの構成要素があると見きわめた。しかも、かれは、これらの構成要素が、その本性からいうと、実体のないものであるとみぬいたのであった。>
 
と訳している。
 
<実体がない>を更に、日本語で詳しく解説している人も少ない。
 
<実体がない>とは、具体的にはどういうことか?
「空」を<実体がない>と訳して、本当にいいのだろうか?
 
<実体があるといえる訳ではない>と、自分なら訳するのだが
gooで検索してみると、
<実体があるといえる訳ではない>というHPは、1件だけだった
 
もちろん
<実体がないといえる訳でもない>のだが