論理階層

鈍感である為には、敏感でなくてはならない
敏感である為には、鈍感でなくてはならない
 
接骨院を訪れる人の中には、補聴器をされている人がいる
そういう方々から聞いた話によると
あまり感度がよすぎると、風の音までひらってしまうそうだ

人間の耳は不思議で、無意識的に、音を選択しているようだ

補聴器も、人間の耳に近くなるように開発されているとは思うが
いまさらながら、生物の感覚の不思議さを思う
敏感である為には、鈍感でなくてはならない
 
逆に、鈍感である為には、この音はひらう、この音はひらわないというふうに
敏感でなくてはならない
 
この話は、コンピューターの問題とか、ベルンシュタイン問題に通じるところがある
 
脳は情報処理器官だといわれているが
すべての情報を、いちいち伝えていたのでは、脳はその演算だけで大変だろう