朝目覚めたとき、「さっきまでこんな内容の夢を見ていた」と本人が思っている夢の内容は、実際に見ていた内容そのままではない、という説がある。
目覚めてから、思い出すという作業をしながら、更に新たに構成しなおしているのだという。
今日の朝思い出した夢の内容は
泊まるところが無くて困っている人を、一晩泊めてあげたところ
翌朝、家のものを持ち出していったという夢だった
その人は、「これは盗んだものではない、私が元々持っていたものだ」と主張するのだが
それに対して私は、いろいろな証拠を挙げて、それはこの家にあったものだと主張していた
そんなふうに夢の内容を思い出してから、更に構成しなおした
ジャンバルジャンが燭台をもちだして、後で見つかったとき、神父さんは、
これは盗まれたものではなく、ジャンバルジャンにあげたものですと述べる
もし今度、夢の中ではなく、実際生活の中で、あるものが持ち出されたとき
「これは<わたしのもの>ではない」
といえたらと思う
昨日「レヴィナス」に関する本を読んでいたので
無意識さんがこのような夢を見せてくれたのだろうか