透明人間は盲目である

息子が中学生の頃、ネス湖に恐竜は居るか居ないかという話になった。
わたしは彼に質問した。
「もし、ネス湖に恐竜が居るとして、その恐竜は何を食べているのだね?
 ネッシーは、ウンチもするだろう、おしっこもするだろう
 そのウンチや尿石は見つかっているのかな?」
 
又、透明人間の話にもなり
「もし映画のように、透明人間になれる薬が発明されたとして
その薬を飲んだとき、胃や腸の内容物までも透明になるのかな?」
と質問した。

今<心>はからだの外にある 河野哲也著を読んでいて
「心」はからだの外にある―「エコロジカルな私」の哲学 (NHKブックス)
透明人間に関する情報がひとつ増えた
 
50ページにこう書いてある
「私達が対象を見ることができるのは、私達の眼が光を透過しないからである。
 可視的な身体をもった者のみが、見ることができる。
 透明人間は盲目である。」