泣きながら生きる

昨夜 フジテレビ放映のドキュメンタリー「泣きながら生きる」(張麗玲さん製作)を観た
 
テレビ番組を観て、衝撃を受けたのは、久々だった。
主人公の男性がほぼ同じ歳なので、自分のこれまでのことも同時に色々思い出していた。
 
彼は16歳のとき、上海から下放される。
その後、そこでつれあいとなる人と出会う。
 
その頃、私は高校生で、高校3年生の時、浅間山荘事件があった。
生徒会活動や、自分の通っていた高校史で初めて、ヘルメットをかぶってデモなどをした。
しかし、学生運動よりも、コミューン運動・ヒッピームーブメントに惹かれていった時期だ。
 
主人公の彼は35歳のとき、上海から日本にやってきて、15年間、中国に帰らず、かつ帰ることができず、不法残留のまま、働き続けた。
 
つれあいとは、13年間会えなかった。
 
日本に来て過酷な生活を続けたので、次々歯が抜けてしまい、残っているのは8本。後は差し歯だといっていた。
 
ほぼ同じ時期、自分は、大阪で3年間働きながら、柔道整復師の学校に通い、故郷に戻り、接骨院を開院し、今に至る。

その間の大きな出来事といえば、アドラー心理学に出会ったことだ。
子育て、アジア中心の家族旅行、親の見送り、親友の死などを味わった。
 
今このように文章を書く目的が
自分を理解してもらいたいことから、自分を理解する為にに変わった
 
数限りない無限のドラマが、今も展開されている