触れるということ

昨日のキネステティク講座では
人に触れるということを、改めて味わっていただこうと
足心道、フットマッサージを行った
 
参加した人は、日ごろから家族間でマッサージしている人もあって
相手が初対面の人であっても
特別な指導なしで、リラックスして、触れている
 
相手を色々変えてやってもらった
 
下肢に触れる、マッサージするといっても
それぞれに個性が出る
 
個性でもあり、ワンパターンでもある
 
触れられることは、触れることでもあるんですよ
触れられることによって、自分とは違う触れ方を学び
今までとは違った触れ方ができたりします と説明した
 
長年他人の足に触れていて、一番気をつけていることは
自分自身の呼吸とリズム、自分自身のリラックス度なんだけど
参加している人々の触れ方を見ていて
型というか、丁寧な手順があったほうが、
かえってパターンから抜け出せることもあるようにも感じた
 
触れるということの意味づけは、文脈(文化)に拠るが
指圧やマッサージという職業がある一方で
最近の日本人は、生身で触れ合う機会そのもの、
触覚を利用したコミュニケーション、遊びが少ないようにも
私は感じている(偏見だろうけど)